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9.簡易表計算・・・:表計算関数①

ビジュアライゼーション内の値に適用する変換です。
表計算は、Tableau 内のローカル データに基づいて計算を行う特殊なタイプの計算フィールドです。これらはビジュアライゼーション内に現在表示されている内容に基づいて計算されます。

表計算での値の変換 - Tableau

・現在表示されている内容に基づいて「累計」や「差」を計算する
・簡易表計算は、表計算関数を自分で書かなくともできる表計算

①簡易表計算の種類

 ※プライマリ計算タイプ

・累計

 ⇒ RUNNING_SUM([利益])
 ※パーティション内の最初の行~現在の行の指定された式の累積合計
 ※詳しくは別項参照(その他メモしておきたい関数

・差 ♦

 ⇒ 前の値:SUM([利益]) - LOOKUP(SUM([利益]), -1) ※初期値
 ⇒ 次の値:SUM([利益]) - LOOKUP((SUM([利益])), 1)
 ⇒ 最初の値:SUM([利益])) - LOOKUP(SUM([利益])), FIRST())
 ⇒ 最後の値:SUM([利益])) - LOOKUP(SUM([利益])), LAST())
 ※詳しくは ↓↓ 参照
 8.FIRST、LAST、LOOKUIP、INDEX:表計算②|szkok (note.com)

・差の割合 ♦★

・合計に対する割合

 ⇒ SUM([利益]) / TOTAL(SUM([利益]))

・ランク

 ⇒ RANK(SUM([利益]))
   ※競合 (1, 2, 2, 4):RANK
   ※変更された競合 (1, 3, 3, 4):RANK_MODIFIED
   ※密度 (1, 2, 2, 3):RANK_DENSE
   ※固有 (1, 2, 3, 4) :RANK_UNIQUE
 ⇒パーティション内の現在の行に対して標準の競争ランクを返す
  ※同一の値には同一のランクが割り当てられる
  ※昇順/降順の指定をしていない場合、初期値は降順

・百分位

・移動平均 ★

 ⇒WINDOW_AVG(SUM([利益]), -2, 0) ※いくつ前からの平均をとる?
 ⇒データの短期間の変動を滑らかにし長期間のトレンドを見るために使用
  ※初期値:自身の値から2つ前の値の3つの値から移動平均を計算

・年間累計

 ⇒ RUNNING_SUM(SUM([利益]))
 ※詳しくは別項参照(その他メモしておきたい関数

・複合成長率

・前年比成長率 ♦

・年間累計の成長率

♦を選んだ場合は、どこを「基準」として計算するかを選ぶ
⇒「前の値」「次の値」「最初の値」「最後の値」

②セカンダリ計算

 ★を選んだ場合(「累計」「移動計算」)、セカンダリ計算を利用可能

・差

 ※詳しくは ↓↓
 5.ビジュアライゼーションに迷う|szkok (note.com)

・移動計算

 ※2015年における売上(棒)と移動平均(赤線:過去12か月平均)
 ※オレンジ線グラフ:セカンダリ計算タイプで「差の割合」選択


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