柿の成長記録|9月の振り返り
いつまで真夏日なのか?
なかなか涼しくならない9月です。収穫直前!
こんにちは、鈴木農園です。
三重県伊勢市で柿栽培をしている農家です。
9月はもうほとんど見守りの段階に入り
木に対しては特別にする作業もありません。
畑ではひたすら草刈りをしています。
月あたまに影響を長引かせていた台風10号。
当園のエリアでは雨は続いたものの
晴れ間もあったり、風もそれほど強くなく
三重県には上陸前に温帯低気圧に変わったので
大きな被害は避けられました。
とはいえ8月の猛暑に続き9月の長雨。
柿の様子をみると
色づいていますが、熟れているわけではなく
割れて傷んでいます。
強い日差しが続いたことと、
大雨など急激に吸水され
実の肥大に間に合わず割れてしまったと考えられます。
この夏の天候は割れやすい条件が揃ってしまっていたので
こういった状態のものも出てきてしまいます。
今年はそれだけではなく、カメムシの影響もあり
収穫直前になって落果してしまうものもあります。
ある程度は仕方がないので
当園はまだ被害をおさえられている方かと思いますが
今年の蓮台寺柿全体の出荷量は
少なくなるのではないかと予想されます。
(周辺の畑の話を聞いたところ今年の収穫量は
例年の半分ほどになる見込みとのこと)
10月から本格的な収穫がはじまる柿。
いま残っている実は
暑さ、雨、風に耐えてきた精鋭たちなので
このまま収穫まで踏ん張ってもらいたいですね。
9月末にはようやっと気温が下がりはじめて
いままで葉っぱと同じぐらいの
緑色だった柿もうっすら黄色に
まだまだ色づきはじめたばかりで
配送向け出荷は10月に入って中旬ちかくになりそうです。
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