精神的自傷

不安、不幸、理不尽に慣れきっていると幸せで平和な日常が不自然に思えてくる。
今日は休日で家に戻り犬と遊んで母が作ったご飯を食べ、しっかりとおやつも食べ、とても穏やかな何もない日を久々に過ごした。平日障害者集団の一員として揉まれる状態からすればよほど余裕があり、それだけで有意義。
でもそんな幸せな日を過ごしたにもかかわらず思い出さなくてもよかったはずの些細な記憶のささくれをめくり自虐を始め、折角満たされた自尊感情を失わせようとした。そして自分自身をいじめることは1人でホッとため息をつくように、安心して前向きになれる感覚があるということに気がついた。この自分の変な癖はいつからの何で一体なぜなのか自分なりに掘り下げてみた。
結果、まとめると自分が納得いかない不尽が嫌いというのが理由だと思う。

私は無意識に自分を「馬鹿で無能で浅はかで最低で矮小などうしようもなく情けない存在」だと思い込むことで、身に降りかかる理不尽に正当性を持たせているのだ。
不幸や不運に遭遇するのが愚図の自分には自然で当たり前のこと。と思い込むことで余計に傷つかないようにしている。要するに、自分を傷つけることで自分を守っている。
多分絶対に幸せにはなれない考えだけれど先に傷ついておけば確かに出来る限り無傷で痛みを避けられるのかもしれない…

こうして自分の内にある無意識での思考パターンに落ち着いて辿り着けるようになったのはすごいなと思う。伺い知った自分は褒められたものじゃなかったけど
なんだか私は随分頑固で受け身な生き方が身についていて「自分を傷つけていいのは自分だけ。傷つけられる前に自分から破滅していこう」と前向きにまるで自暴自棄に考えているようだ。随分孤独で向こう見ずな自己愛をしていると思った。

近況:

以前通所していたB型作業所に再び通う…という方向で来月に相談の会をする予定です。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?