○音楽の授業○　中学鑑賞　てぃんさぐぬ花　裏拍を感じる

日本一楽しく身につく♫音楽の授業の作り方
鈴木太一です！

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鑑賞♪てぃんさぐぬ花

夏も近づいてきたので、リズムの引き出しのレパートリーとして、裏拍のリズムを知って欲しくて、この沖縄の歌を扱いました。

私が歌いはじめると、ざわざわしていたクラスがだんだん静かになっていきます。

てぃんさぐぬ花や
爪先に染みてぃ
親ぬゆしぐとぅや
肝に染みり

（ホウセンカの花は　爪先に染めて　親の言うことは　心に染めなさい）

歌詞の意味を伝えていたら、
小さい頃、ホウセンカの花で染物してました。なんてエピソードも聞かせてくれました。

「親の言うことは心に染めなさい。」なんて、今の子達はどんな風に受け止めたんだろう。

次に楽譜のスライドをスクリーンに表示して、

次に楽譜をスクリーンに表示して、

歌詞に合わせて手を叩きます。（リズム）

そして質問、

＜？＞のところ、歌い出しは拍の頭にある？それとも？

しばらく考える生徒たち。
何人かは、歌いながら確かめています。

ちょっとすると、前に座っている男子が目をキラキラさせて、
「拍の後ろにある！」

よし。確かめてみよう。

そう言ってもう一度歌う時には、みんな歌に集中しています。

そして、正解を発表。

よく気づいたねえ！と褒めます！
（これで、オフビート（8分休符＋８分音符）の種まきが一つできました。）

みんなで沖縄の海を思い浮かべながら、楽譜を見て歌っておしまい！

生徒たちが、音楽に集中することさえできれば、こちらが全部教えなくても、そこからどんどんいろんな発見をしてくれるようになるんだなあと、改めて思いました。

仕込み→深堀り→次のトピックへの仕込み→応用→・・・

こんな感じの授業を毎時間繰り広げています。

すごくやりがいを感じます。

地道に続けます。