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厳しさはなくても人は成長する


人に厳しくすることで
相手に成長してもらおうとする人ほど
実は繊細で優しかったりします。


会社員時代の私も同じように
時には厳しさが必要だと思っていました。
厳しいことをこれ以上言いたくないけど
状況を良くするためには
厳しくするしか方法ないと思っていました。


恐らく、常に厳しかった上司も
同じだったのではないかなと今では思います。
そういう人ほど愛があって情熱があって
私は上司が怖かったけど、事業部を良くしようと
必死になって考え行動していて、尊敬もしていました。



厳しい人の本音を周りが理解出来たらいいけど、
なかなかそういう訳にも行かないんです(笑)



だから、一つ知ってて欲しい。
厳しくしないでも
優しいままでも
相手は成長出来る
ってことを。





私の師匠は私に嫌なことも
厳しいことも何もしません。
なんなら、頑張ることをやめてみよう。とか
好奇心に溢れる好きなことをしてごらん。とか
時には不安に押し潰されそうな私を
優しく包み込んで、
私の可能性を信じ続けてくれます。


24時間マラソンの伴走してくれるコーチのように
人生を一緒に伴走してくれている感じ。
こんな優しい人、世界にいるの?ってくらい。
丁度いい温度のお風呂に浸かった時と
同じ温もりや安心感が常にあるのです。


だけど、私はこんなに成長できました。
やりたいことが何か分からず
自分の将来に希望を持てなかった私が
やりたいことや夢が明確になり、
自分の将来を少し信じられるようになり、
当時は考えられなかったくらい
自分が大好きになったのです。


ずっと逃げていたことに向き合ったり
行動できるようになり、
目標だった資格を取得したり
個人コンサルをするようになったり
どんどん現実も変化していきました。


一年前とは比べものにならないほど
『丁寧に生きられている感覚』があります。
『生きるということを味わう』ことが出来ています。


私が一年前に一番
求めていたことかもしれません。




なぜ、厳しさでなく優しさに包まれた
師匠のもとで成長できたのか。

まず一番大きいのは
『傾聴』です。


傾聴とは自分の価値観や考えを挟まずに
○×を判断せずに相手の話を聴くことです。
かなり難しいです。
でも、必ず少しずつできるようになります。



「次はこの話をしよう」
「こうやって伝えてみよう」
「その考えないわ〜」
「それは良いじゃん」

このように人は無意識に
頭で判断しているからです。


でも、しっかり傾聴してもらうと
この人私の話をしっかり聴いてくれる!
否定・批判もせず分かろうとしてくれてる!
信頼できる!となるのです。


みなさんも悩み相談をする人が
どんな人か思い浮かべてみて欲しいんです。
解決方法をドバーッと教えてくれるより
(それもありがたいんですけど)
まず、自分に寄り添い話を聴いてくれるから
安心して相談するのではないでしょうか??


人は信頼している人の話しか聞きません。
正しいこと言われていても、
同じ内容だとしても、
信頼していない人の話は聞かないのです。
だから、伝えたいことがあるなら
人を成長させたいなら
まず信頼される人になることが大切なのです。


信頼できるかは相手が決めることなので
自分でコントロールできることではありません。
人だから相性だってあるでしょう。
だから、結果にこだわらず
今できることをすれば良いのです。


信頼される人になるために
一番効果があってオススメなのは
『傾聴』です。


今日一日、関わる人の話を
是非傾聴してみてください。
○×でジャッチせずに、ただ相手の話を聴き
正そうとせずに分かろうとするのです。
結構難しいことが分かると思います。


厳しかった当時の自分に今声をかけるとしたら
「厳しくするのって逆効果かもよ」
「傾聴を身につけた方が
状況は良くなるし相手の成長に繋がるよ」
「その方が私自身も心地良いよ」と教えてあげたいです。


今、管理職の立場で育成に悩んでる方や
子育てに悩んでる方。
まず、『傾聴』を意識してみるのはどうでしょうか。


成長は他人がさせるものではありません。
自分でしていくものなのです。
だから、相手の成長を無条件に
信じることもとても大切だと感じます✨


SUZUKA



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