うみねこオビツロイド制作2

1に続いての2です。
自分の制作を見直す意味でも書いているのでちゃんと整理しながらまとめていきます。

5.組み立て足りなかったところを作る。
3に戻りましたが、造形終わらないと塗装にいけないので、ひたすら納得のいくまで成形しましょう。

4でも書きましたが、最初から完璧な形は作れません。エポキシパテも万能ではないので形が歪んだら逆に完成から遠くなります。
ウィラードの襟を束で形作る方法は高校の彫刻の教師に教わった気がします。硬化させて、その硬化に帯をつけてざっと形を作り溝を埋めました。
正直最近までポリパテの存在をすっかり忘れていた(ロックパテしか使ったことなかった)ので理御はエポキシで全部造形していました。昔の技術に負けてる〜。
最後に材料はまとめようと思っていますが、デザインナイフは必需品なので錆びていないのを使いましょう(錆びすぎて使い勝手が悪かったです)

正直技術については見るより慣れろなので、やる人は実際に触って造作してください!あくまでこの人はこう作ってるんだ〜の説明です。

6.ついに塗装!の前に下地
形ができたなら塗装に行きたいところですが、完成度に関わる重要な手順が一つあります。下地剤です。
プラモとかでも使うサーフェイサーですが、既製品作りには欠かせないと思います。塗装剥がれた張本人が言うので間違いありません。
サフのメーカーは好きなところでいいと思いますが、自分が驚いたのが「ピンクのサーフェイサー」の存在ですね。グレーと白は知っていたんですが、ピンクと茶色があるのは初めて知りました。フィギュアの肌の下地に使うと血が通ってる感じがするらしく・・・。グレーよりいいです。たしかに。
と言うわけでピンクのサーフェイサーを吹きました。

グレーとピンク。白は今回シャツ部分にしか使わなかったと思います。
サフは小さい傷を埋める役割もあるので、吹いて損はないです。あと塗装する部分がわかりやすい。
サフを吹く前にやっておきたいのが定着剤を使うことですね。サフも定着剤ではあるんですが、爪で引っ掻くと剥がれます。特にパテで埋めた場所ならともかく、既製品の表面はコーティングされているので塗装は基本乗りません。
定着剤はミッチャクロンを使います。

ミッチャクロンは表面をザラつかせる効果があります(ざっくり)
ツルツルのものよりザラザラの方が接着はうまくいくので、わざとザラつかせて塗装が剥がれないようにしました。
ミッチャクロンは有機溶剤(確か)なので乾かないうちにシールや水性をつけると溶けるので注意してください!
で、ミッチャクロン吹いた!サフ吹いた!でわかることがあります。
パテ埋めが上手くいっているか、ここがよくわかるようになります。

7.サフで浮かんできた段差をパテで埋めよう
またパテ埋めですが、ポリパテで最後の仕上げで埋めていきましょう。
あまりにも小さい溝でポリパテは嫌ー!と言う方は溶きパテを使いましょう。土を水で薄めたような(実際は薄め液)感じなので、泥より水っ気のあるパテです。こちらは揮発して乾くので盛った方がいいらしい。

自分も下手なのであまり言えませんが・・・。光沢トップコート使わないでテカテカになります。#1000ぐらいでやすれるぐらいになればテカテカになります。

塗装に入ります。区切りがいいのでここでまた切ります。
先ほども書きましたが最後に使った材料の紹介を全てしますので手順の説明でした。
→3に続きます

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?