けんしょりの距離感。

信頼している相手がいるというのはとても幸せなことなんだと感じられる。それがけんしょりにはある。強くなれるし、強くなりたいとも思える。守るものがあると弱さも同時に手に入れることになるけれど、共に同じ目標を目指す相手が常に近くにいる安心感はなにものにも変え難く、愛おしいものなんだろうな。

健人くんと勝利くんはとても仲がいい。同じクラスにいたら仲良くなってたかな?なっていたような気もするし、違うグループになっていたような気もする。そんな二人がジャニーズのSexyZoneというグループで共に頑張る姿は非常に胸を打つものがある。健人くんはアクセルで、勝利くんはブレーキ。基本はこういったバランスだと思うけれど、それは時に逆にもなる。相手の様子を見て臨機応変に対応出来る二人だからこそ成せることなのだろうなと様々な場面で感じられるのが嬉しい。例えば健人くんがめちゃくちゃボケたとしよう。それを勝利くんは全て拾ってくれます。以下のように。

(☆u∂ )「俺は全部、(健人くんの小ボケを)拾うからね」

(o'ω'o)「拾ってくれるから嬉しい」

(☆u∂ )「大事なことだと思っていちいち小ボケも拾ってたら、ケンティ調子に乗っちゃって(笑)」

この調子である。甘えに甘えている健人くんの子犬感が可愛いのはもちろんのこと、この勝利くんの真面目っぷりが際立つ二人の関係がとても微笑ましく羨ましい。でもこれは健人くんの距離の詰め方がとても上手いなと思わせる場面でもある。勝利くんのようなタイプはいきなり自分から距離を詰めることはしないし、相手の様子を伺いつつ少しずつ近づくタイプ…だと思われる。そこに対して健人くんは俺はお前が好きだ!俺こういうの苦手なんだよね!と、割と手の内を見せる。とってもオープン。実はこれ、出来そうで出来ない!だって恥ずかしいし相手に嫌われたら、受け入れられなかったらどうしようと考えるのが一般的ではないでしょうか。そんな考えを軽々越えて健人くんは他人と距離を詰められる。ある意味図々しいかもしれない、けれど素直に無邪気に自分をさらけ出す相手に対して人は思わず笑顔になってしまうんじゃないのかなと私は思うわけです。

そして健人くんのような人懐っこいタイプは勝利くんのように真面目でまっすぐで嘘がつけない、そうした相手をとても信頼しより一層懐く傾向にあると思います。面倒見が良くてでも自分からも面倒を見られる。そうした存在の勝利くんがいることで、健人くんもまた自分というものをさらけ出せるし張り切って頑張れちゃうんだと思います。以前雑誌の中で、(o'ω'o)「勝利が隣にいると張り切っちゃう」と話していたように良い刺激をお互い与えられているんだろうなと窺い知れるのがまた愛おしい。そしてやっぱり羨ましい。仲良しで友達みたいでライバルみたいで、時に恋人のようで家族のようでもある存在。一緒にいるのが当たり前になりつつあるけれど、お互いを尊敬し助け合い引っ張り合う。そしていつも笑顔。この二人の愛おしいくらいキラキラと輝いている関係が、距離が、なんだか懐かしい青春時代のようで堪らなく羨ましい。そしてもっともっとそのキラキラとした輝きに触れていたいなと願ってしまう。

けんしょりの距離感は胸があたたかくなる。二人を見ていると他人との関わり方について考えさせられる場面が本当に多くあるし、理想的だなあとも思う。きっと大変なこともあると思います。けれども最後は笑顔。最後は仲良し。こうした思いやりを忘れない二人の関係を見守りつつ、憧れつつ、私もあなたも幸せになれたらいいですね。一人でも多くの人が笑顔に包まれますようにと、けんしょりを眺めながらそっと願う夜です。

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