大谷翔平選手のドジャース入団会見

　世界に誇れる大スターといえば、HIMARIちゃん以外にも大谷選手がいる。

※中日ドラゴンズのユニフォームは、ドジャーㇲの真似だというが、「ドラゴンス」ではなく「ドラゴンズ」。阪神は「タイガーズ」ではなく「タイガース」。

　大谷選手を見ていると、徳川家康が「人材育成」として詠んだ

　　人多し　人の中にも　人ぞなき　人となせ人　人となれ人

という和歌を思い出す。

※歌意は、「この世に人は多いけれど、人格者は滅多にいない。人は人格者を育てよ。人は人格者になれ」。
※『徳川実紀』には徳川家康の歌とあるが、『松翁道話』には空海の歌とある。

　『徳川実紀』は、「天下は一人の天下にあらず。乃ち、天下の天下なり」を徳川家康の言葉のように思わせているが、実は『六韜』からの引用である。『徳川実紀』は信用できない。この「人多し」の和歌も空海が詠んだのか？

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──流れ星を見るなら月夜はおよしよ。

今年は12月13日が新月で、流星観察には絶好の夜。（流星が目立つのは、12月13、14、15日の3夜で、特に極大を含む14日夜から15日明け方にかけては、雲がなければ、多くの流星を観察できるという。）

流星に、
「早く元気になって、外出禁止令がとけますように」
と願っていたら悲しくなった。

──なんでこんな体になっちゃったのか・・・。

さて、今夜は月がほぼ無いからいい。
月があれば、泣いちゃうよ。

　　名月を取ってくれろと泣く子かな　（小林一茶）

親に「クリスマスツリーのてっぺんのお星様が欲しい」とは言ったことはあるらしいけど、「月が欲しい」と思ったことは多分無い。徳川家康は取ったというけれど。

　　天が下　心にかゝる雲もなく　月を手にとる　十五夜の空（徳川家康）