見出し画像

青銅鏡の色

家の神棚の御神体は銀の鏡です。
(神宮大麻が御神体のような気もするけど。)

──三光・・・太陽は赤(紅)で、月は黄。銀は星か?

伊勢神宮の御祭神は太陽神・天照大神であるから、
御神体は太陽を模した赤い鏡であるべきだと思う。

──太陽が赤だと思うのは、国旗「日の丸」の影響であろうか?

「太陽は赤い」と言うのは、朝日を信仰する農耕民族で、
世界では日本人と東南アジア人だけ。
他国の人は、「太陽は黄色もしくは金色だ」と言う。

確かに太陽が赤いのは朝日と夕陽くらいで、日中は白に近い気がする。
であれば、御神体=太陽であるならば、金か銀の丸い鏡でいいと思う。

卑弥呼が使った鏡は青銅鏡である。
「銅」であるから、10円玉のように「赤胴色」なのか?
磨いてみると・・・

御神体の銀色の鏡と同じ銀色!!


思うに、御神体が「銀の鏡」であることの意義は、
「銀」という色ではなく、
「円」という太陽と相似形であることと(太陽は「球体」ですが;)、
「鏡」であること、
つまり、太陽光を受けて、太陽のように光ることではないかと思った。


10円玉で思い出したが、

──銭形平次が投げた小銭が銀色だったら違和感がある。

でも、銭形平次は、錆びていない小銭を使っていただろうから・・・

『べらぼう』に登場するお金が何色なのか、興味が湧いたよ。
以下の先生はどう思う?
(その前に『光る君へ』に登場する鏡の色は何色?)


●鈴木俊幸(すずき・としゆき)さん
中央大学教授。近世後期の小説(戯作)や狂歌などの文芸、書籍文化史が専門。2005年日本出版学会賞、2008年ゲスナー賞、2013年岩瀬弥助記念書物文化賞、2019年やまなし文学賞受賞。著書に『新版 蔦屋重三郎』『蔦重出版書目』など蔦屋重三郎研究の第一人者として知られる。

●棚橋正博(たなはし・まさひろ)さん
日本近世文学研究者。帝京大学元教授。著書に『黄表紙の研究』『山東京伝の黄表紙を読む』など、山東京伝を中心に近世後期戯作(滑稽本・黄表紙など)が専門。

●松嶋雅人(まつしま・まさと)さん
東京国立博物館研究員。日本の近世から近代にかけての絵画史を中心に研究。主な展覧会企画に『俺たちの国芳 わたしの国貞』『マルセル・デュシャンと日本美術』『150年後の国宝展』『本阿弥光悦の大宇宙』など。

●山村竜也(やまむら・たつや)さん
時代考証家。多くのNHKの時代劇ドラマの考証を担う。これまで担当した作品は、大河ドラマ「新選組!」「龍馬伝」「八重の桜」「西郷どん」など。

●佐多芳彦(さた・よしひこ)さん
立正大学教授。日本風俗史学会理事を歴任。NHKではこれまで多くの大河ドラマや時代劇ドラマの風俗考証を担う。これまで担当した作品は大河ドラマ「麒麟がくる」「鎌倉殿の13人」「どうする家康」「光る君へ」、ドラマ10「大奥」など。

●山田順子(やまだ・じゅんこ)さん
時代考証家。テレビドラマや映画、コミックなどの時代考証を数多く担う。代表作にはドラマ「JIN -仁-」「天皇の料理番」など。吉原の文化や風俗に関する造詣が深く「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」では、吉原の歴史、風俗、文化、ことばを担当。

●浅田智穂(あさだ・ちほ)さん
インティマシーコーディネーター。「インティマシーコーディネーター」はインティマシー(親密な)シーンと呼ばれる、ヌードや性的な描写において、制作側の期待値を十分に理解したうえで、それを的確に俳優に伝え、演じる俳優を身体的、精神的に守りサポートする役割。2020年、Intimacy Professionals Association(IPA)にて養成プログラムを修了。IPA公認のもと活動開始。NHKでは、ドラマ10「大奥」ではじめてインティマシーコーディネーターを導入。

 インティマシーコーディネーターがいるってことはヌードあり?
 吉原のシーンがあるけど・・・大河で・・・まさかね。
 着物から生足を出すくらいだろうな。



記事は日本史関連記事や闘病日記。掲示板は写真中心のメンバーシップを設置しています。家族になって支えて欲しいな。