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史実は大福

情報リテラシーの授業
「真実は大福」だという。

たとえば、台風情報について、多くの情報得られるが、その情報には、
・真実
・悪意のない嘘(勘違い、記憶違いなど)
・悪意のある嘘(愉快犯によるフェイクニュースなど)
がある。

真実を見分ける心構えは「大福」だという。
れが・・・気象庁か、信用できない知人か?
つ・・・・最新情報か、数日前の予報か?
数か?・・「地元で土砂崩れ」って、複数の人が言っているか?

考えてみたら、史実も「情報」であり、「大福」が重要かな。
①だれが・・・当時の人か、学者か、私(のブログ)か?
②いつ・・・・それが書かれたのは事件発生直後か、数十年後か?
③複数か・・・複数の人が同じことを書いてるか?

「AがBした」が史実かどうか・・・信用できる当事者や目撃者が当日の日記に書いていれば史実でしょう。戦国史の研究では、高価な紙を買うことができ、文字を書くことができ、几帳面な人、つまり、貴族や僧侶の日記がよく使われます。(彼らの日記の「AがBした」は自分が見たことであって信用でき、「AがBした云々」は聞いたことなので信用できないとのこと。)そして、複数の人が、事件発生日の日記に書いているなら、それは史実でしょう。

私のブログの記事は、「私が言ってるんじゃないですよ~。この本に書いてあるんですよ~」と、原文を載せている記事が多いですが、載せている本は玉石混交。学者は論文を書くのに同時代史料(日記や手紙)しか使わないかもしれませんが、私は、戦国時代の数十年後の江戸時代、徳川中心史観で書かれた本も使用していますので、私のブログの記載内容の100%が史実だとは限りません。また、私の考え(考察や自説)も、自分は正しいと思って書いているのですが、「我田引水」「悪意のない嘘」なのかもしれません。

記事は日本史関連記事や闘病日記。掲示板は写真中心のメンバーシップを設置しています。家族になって支えて欲しいな。