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参慶山延命院国分寺(静岡県磐田市)

・参慶山延命院国分寺(遠江国分寺の後継寺院)
・住所:静岡県磐田市中央町
・宗派:新義真言宗
・御本尊: 薬師如来

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 『三河国一宮砥鹿大菩薩御縁起』 によれば、利修仙人が文武天皇の病気を治した時、「お礼は何がいいか」と聞かれて、「全国に薬師如来を祀る国分寺を建てて欲しい」といい、文武天皇は了承したという。
https://note.com/sz2020/n/n3e9306923966

 実際に全国に国分寺を建てたのは、聖武天皇で、遠江国分寺は『類聚国史』によれば、弘仁10年(819年)に焼失し、ご本尊が薬師如来であるかどうかは不明である。

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 再建され、江戸時代には天台宗東叡山寛永寺の末寺となっていたが、明治時代に入って廃仏毀釈により廃寺となった。しかし、村人が薬師堂のみを守り継ぎ、大正時代、参慶山普賢延命院国分寺(本尊:薬師如来)として復興した。

※「わたしたちの国分寺公園」(磐田市)
https://www.city.iwata.shizuoka.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/002/035/bun04_001.pdf


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