20200718 走り抜けるしかない日

恋人が仕事に出るタイミングで一緒に起きる。予定時刻よりはすこし遅くなりつつ、なんとかしたくをして家を出た。寝不足気味で、予定を入れすぎてしまった感がいなめないけれど走り抜けるしかない日。

第一目的地は家から1時間半ほどのお菓子屋さん。開店を待つ列にくわわる。はやく家を出られたのが幸いし、待ち時間はすくなくすんだほうだとおもう。恋人に以前からすすめてもらっていたものの、すこし遠いのでなかなか行けていなかったお店だ。
イートインのお菓子と恋人へのテイクアウト、それとこのあと会う友人のための焼き菓子もすこし買う。お菓子は混雑するのも納得のおいしさで、また早起きしたい味だった。

第二目的地はそこから1時間ほど移動したカレー屋さん。よし目的地! とおもって降りた駅がひとつ手前でびっくりした。改札を出る前に気づいてよかった…。
こちらも先月から行く機会をうかがっていたお店だ。わたしが行ったタイミングも満席だったけれど、店内で食べている間にみるみる列がのびていった。カレーは期待以上のおいしさ! ほんとうは恋人が繁忙期を抜けたら一緒に来ようねと言っていたので、待ちきれずに来てしまった。またすぐに来たい。

第三目的地まではすこし時間によゆうがあったので、腹ごなしがてら本屋さんに寄ったりうろうろしたりする。個人経営の本屋さんに迷い込んで、あれこれぺらぺらしたのがとてもおもしろかった。最近こういう時間てなかなかとれていなかったなあ。おおきいチェーンとかでもいいので、本屋さんがふだんの生活に組み込みやすい場所にほしい。

そうこうしているうちに第三目的地への時間がせまってきた。場所をもう一度調べるとさっき調べたときよりすこし遠い気がする。歩いて行けるとおもっていたのにな。いい時間にバスが出ていたのでそれに乗ることにした。
目的地近くの駅に着いて、お店の名前を調べると、ひとつ手前の駅と勘違いしていたことがわかる…。もう今日こんなのばっかりなのかな。
約束していた友達に謝罪の連絡を入れてタクシーをつかまえた。630えん。

第三目的地はお寿司屋さん。
前々から行ってみたかったお寿司屋さんで、お友達のお誕生日をお祝いするのを口実に予約していたのだ。
もっと街のお寿司屋さんぽいかんじかとおもっていたら店内はすごくきれいでちゃんとしていた。そしてめちゃめちゃにおいしい。
以前客単価も土地代もパフォーマンスももっとすごいことになっているお寿司屋さんに行って、あんまりだなあとおもったことがあったのだけれど、そこよりずっとおいしかった。友達との会話もちょっと前に会ったときよりはずんでいいかんじ。いい時間を過ごせたなとおもう。

ご機嫌でおうちに帰ると恋人ももう帰宅していた。おたがい今日あったことをあれこれお話しつつ、音楽の日を見た。欅坂がなんだかべつのアイドルグループみたいになっていてびっくりした。
翌日もわりと早起きなのに、なんだかんだ25時半くらいまで起きていた。一生懸命おしゃべりしている最中に恋人が寝てしまったので、諦めてわたしも寝る。


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