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180.”コーク”と”コーラ”、それぞれの由来

ごきげんよう。
こないだ街でコーラの広告を見かけた時に、ふと気になったことがあります。

それは、「コークって何?」ということ。

ほら、たまにコーラのことを「コーク(Coke)」って表記してることあるじゃないですか。
なんとなく見過ごしてたけど、あらためて考えてみると、なんだろうそれ、と思いまして。
調べてみました。

答えは簡単に見つかった

調べてみた、といっても、ちょっと検索したら簡単に答えは見つかりました。

日本コカ・コーラ株式会社のお客様相談室の「よくある質問」コーナーに、どんぴしゃの質問があったからです。

曰く、

「コーク(Coke)」は「コカ・コーラ(Coca-Cola)」の愛称です。「コカ・コーラ」の愛称「コーク(Coke)」は1900年代になってから、アメリカの愛飲者の間にいつとはなしに広まりました。1920年(大正9年)には「コカ・コーラ」の愛称として法的に認められ、1941年(昭和16年)にはじめて「コーク(Coke)」の名で広告が出されました。

なるほど。
ということは、ペプシコーラのことは、「コーク」とは言わないわけですね。

ん?
待てよ。

じゃあ「コーラ」ってなんだ

コークの由来はわかったけど、考えてみたら「コーラ」の語源ってなんなんでしょう。

コカ・コーラと双璧をなす(というイメージのある)ペプシ・コーラや、最近はクラフトコーラというのも流行ってますし、「コーラ」という言葉は、商標ではなくて一般名詞と考えてよさそうです。

では、その由来、語源は?

これも、検索したら割とあっさりわかりました。

アフリカ原産の木の実が由来

コーラ・ナッツという、アフリカ原産の木の実(正確には種子)。これが、「コーラ」という名前の由来のようです。

世界初のコカ・コーラ

1880年代、ジョージア州の薬剤師が、コーラナッツからの抽出したカフェイン、その他香料、砂糖、炭酸水を使って発明した飲料が、世界最初のコカ・コーラです。(現在のレシピにはコーラナッツ抽出物は含まれていません)

小林桂株式会社 Webサイトより

ペプシも同じ由来

1898(明治30)年
ペプシコーラ誕生。
米国ノースカロライナの薬剤師キャレブ・ブラッドハムが調合した消化不良の治療薬がペプシコーラのルーツ。
主にコーラナッツ、バニラビーンズ等を原料にしたもので、”Brad’s Drink”(ブラッドの飲み物)と呼ばれる飲料として薬局で製造、販売された。
後にコーラナッツと消化酵素のペプシンから「ペプシコーラ」と名付けられた。

サントリー食品インターナショナル株式会社 Webサイトより

コーラ・ナッツを原料にした飲み物だから「コーラ」というんですね。

最後に(おまけ)

知ったから何がどうなるというものでもないですが、こうしてふと気になったことをそのままにせず調べてみるのも面白いものです。

最近はめったに飲まなくなりましたが、この記事を書いてるうちになんだか飲みたくなってきました、コーラ。

このシュワシュワ感がいいですよね


最後に、コーラの由来を調べていて、面白い記事をみつけたのでシェアします。

今回はネットでちゃちゃっと調べましたが、やっぱり本気で情報取るなら、リアルな人に聞くのが一番ですね!

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