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忽那の雫第528話 深い釣り場がお好き?シリーズ!(興居島)

投げ釣りを始めて、世の中にはいろんなヤツがいるなと思うことを強く意識するようになった←この人筆頭!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

同じ釣りをしてても楽しみ方はいろいろで、とにかくデカい魚を釣りたい人や、大きさよりも数釣りたい人もいる。←特にキス釣りで分かれる^o^

そして釣り場にもこだわりを見せる人が案外居るのである。

その中でも、とにかく深い場所つまり水深のある場所でしかやらない!
という人までいる。^ - ^

しかしこの人らの気持ちはわからんでもないのだ。^o^

浅場はエサ取りも多いし底は丸見えで、大物が居る気配を感じさせない。←実は居なくもないのだが( ̄∇ ̄)

一方深い所には何が潜んでいるかわからない、というような未智の期待みたいなものがあるのだ。^o^

そんなわけで、このシリーズではワタシが実際に釣りをした、あるいは試しに投げただけだが魅力を感じた、さらには自分はしてないが、仲間が釣ったなど、深い場所だからこその魅力を感じる釣り場を紹介しようと思う。

今回は忽那諸島の興居島の深い釣り場だ。
興居島の西側にある鷲ヶ巣湾はわかるだろうか。

海水浴場のある浅い所だ。
シロギスが多く、数釣りが出来るので人気だが、この湾の北側に道が行き止まるところがある。

ワタシも一度だけ投げ竿をかついで行き、投げてみたことがある。

ここは戸ノ浦鼻という所で、釣島がすぐ側に浮かぶ。
戸ノ浦鼻と釣島の間を流れるのは小瀬戸といい、満ち引きともに3knを超える流れの速いところ。

ここの話を聞いたのは高浜の漁師で、とても深い砂地の場所があるのだと言う。
投げ釣りをしているワタシは砂地で深いと聞くだけで、大物カレイを連想する←この人の場合は妄想ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

そしてこの場所に網を入れた人の話だと、トラハゼが凄く多いという。
トラハゼは深い所で取れるヒラメの腹の中からたくさん出てくるという話もよく聞いていた。

コレは何か居る←閃いたのか?( ̄∇ ̄)

そう思ったら居ても立っても居られなかった。
ソフトバイクで道の行き止まりまで行き、後はゴロタ石の浜や岩場で足を取られながら先端付近まで行き、仕掛けを付けたかどうか記憶が薄いが投げてみた。
とにかく底を感じてみようと思った。

投点は50メートルほどの場所だったと思うが、フリーで落ちていくに任せたところ、なんとか底が取れたのを覚えている。^ - ^

投げ釣りで底質を知る手掛かりは着底時の感触。
コツンではなくファッでもなく、クスッだった。

うわ!
砂地だわ! 
コレはちゃんとエサの付いた仕掛けを入れなくてはっと思いもう一度だけ投げてみたらL型天秤は根掛かりしてしまった。^ - ^

何度も見ている海図だが、帰ってからさらによく見てみようと広げてみた。

だいたい間違いなかった^o^
20S 水深20メートルの砂底だ。

先端を少し回ったとこにも27メートル、さらに回り込むと、以前にもここで書いたことのある19エスと呼んだ釣り場がある。

19エスでは仲間が何人も釣りをしていて、仕掛けを入れると必ず当たるという、まるで麻薬のような言葉を聞いている。←必ず当たるは投げ釣り師にとって麻薬( ・∇・)

がしかし、コレらは渡船を使わないと行けない。

ソレが今回言ってる場所へは、30年以上前だがワタシが実際に行き投げている。^ - ^

ここへもし、エサの付いた仕掛けを入れたら?
恐ろしくてゾワゾワするヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

釣りは自己責任でお願いします^ - ^

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