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忽那の雫第31話 心霊現象?が起きた場所はシンクロニシティに導かれて・・・

わたしが住む松山のお隣に伊予市がある。伊予市から海岸線を通って大洲長浜町方面へ向かう道沿いは、わたしがお手軽に行けるメバル釣り場として重宝している。^ - ^

昨年のある寒い晩、一度も竿を出したことのない場所だが、雰囲気がいいのでチョイとやってみた小場所があるんです。

初めて竿を出したんですが、一投目から良いサイズのメバルが釣れて、あぁ良い場所見つけたなと喜んだ。

その日は長くやる予定はなく、ちょっと新しい小場所をいくつか見つけられたらいいなと思って、何か所かを回るつもりでした。^ - ^

そして上灘をこえ、下灘漁港を過ぎたあたりに、その場所を見つけたんです。(^。^)

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海沿いにまっすぐ走るこの道のどこでも、竿を出せるスペースがあれば釣りはできます。

ここはガードレールをまたいで海側に出れば、一段低くなったスペースがあり、なんとか竿を振れるのです。

釣り始めてしばらくしたころ、ヘッドランプが照らしていたテトラポットの隙間に何か影が動いたような気がして、ん?ちょっと怖いなという感じがしたんです。(・∀・)

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これは実際の場所なんですが、立って釣る場所はあるものの、竿を後ろに振りかぶれないから普通には投げられません。

そこでわたしは自然に、道路へ仕掛けを垂らして振りかぶり投げていたんです。

テトラに影のようなものがチラッと見えたあと、今度は後ろの道路で話し声がします。( ̄∇ ̄)

え?なんだ? 車は走ってないし、まわりに民家もない。誰もいなくて、近くにとめた車の中にウチの奥さんが待ってくれてるだけなのに。

何を言ってるのかは聞き取れませんが、わりと普通の声で大人の男性がボソボソと会話してるんです。(°▽°)

さすがにこれはちょっと怖いなと、ここはやめて他へ移ることにしました。^ - ^

車にもどり奥さんにコトの顛末をはなすと、え〜、ここで話し声は怖いねーとなりました。(^^)

夜釣りをしててこういう話はよくあるんだけど、わたし自身が体験してみると、やっぱりホントなんだなと思い知らされました。

そして先日、奥さんとドライブでここを走ったとき、あれどこだったかな〜と二人がかりで話し声の場所を探しました。

道路は延々と真っ直ぐで、同じようなガードレールと海側にはテトラポット、ここだという確信が持てないまま探していると、道端に花が飾られていたんです。

ん?もしや?と思い車を左側が広くなった場所にとめて歩いて海側を確認しに行きました。

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その時、山側にふと目をやると、何やら見覚えのあるモノが、、。

こ、これって、、飛ばしウキじゃん!(゚∀゚)

飛ばしウキというのは、メバル釣りに使う小道具の一つで、まさにあの晩、怖い話し声を聞いたときにも使っていた道具なんです。( ̄▽ ̄)

なんでこんな寒い時期の、枯れ木だらけの中に、こんな鮮やかな赤い実を成らせているんだろうと、不思議でなりません。

そんで道路を渡った所に花。( ・∇・)

もうこれはまちがいないなと確信しました。

わたしが竿を振るために何度も道路へ仕掛けを垂らした時、それはまさに飾られた花の前にぶら〜んと垂れ下がったにちがいありません。^ - ^

そしてこの場所を確かめるために歩いていたときに、この目立つ道具である飛ばしウキにそっくりな何かの実。^ - ^

見つけさせてやるから、もう来るなよと、何者かがささやいたような気がしました。

飛ばしウキとはコレです。

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これを目印に、そして道路脇にある花、これは見事なシンクロニシティ)^o^(

シンクロニシティによって導かれた、怖い場所の確認ドライブでした。(^o^)

こういう場所での釣りはやはり控えたほうがいいですね。(o^^o)

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