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忽那の雫第379話 今はもうやれない0円釣り(実話)

ゆうべからココ松山では突然窓の外が真っ白になり、凄い雷鳴が鳴り響いている。(°▽°)   

え?
もう世界は終了ですか?と聞きたくなる←誰に聞くんだ?( ̄∇ ̄)

それくらい今の気象は変で、コレまで経験のないようなことばかり起きる。
物は高くなり、なにもかも買えなくなるような恐怖を醸し出すほどにインフレも進んでいる。^o^

こんな世の中だから、我が国でも0円食堂とか、0円生活なんて言葉をよく聞くようになった。

0円と聞くとワタシも子供の頃によくやっていた釣りを思い出す。
その実話を話すが、現在決してやらないで欲しい←やる人はいないだろ!^o^

それは思い起こすだけであの頃に帰るような気がする。

穴釣りだ(^◇^)

今、穴釣りというと、消波ブロックの隙間に仕掛けを入れて根魚を釣るというイメージ


所により消波ブロックの形状も大きさも違うが、だいたいどこでも出来る釣りだ。

穴釣り用の短い竿とリールも釣具店に行けば売っている。 
エサもなんでも良く、オキアミ・ゴカイ・切り身と、およそ売ってるエサならなんでも釣れる。

ワタシも大人になってからでも穴釣りが忘れられず行く先々の釣り場でやってしまう。

釣れる魚種は、ワタシの住む松山あたりではカサゴがメインで、他にはタケノコメバル・ヨロイメバル・ベラなど。


とにかく消波ブロックがある所ならだいたい何かは釣れる。

ところが、ワタシが子供の頃はそうはいかなかった。
お小遣いでは、毎日のお菓子を買うのが精一杯で、釣りはしたいが、お金はかけられない。(・∀・)

ただ、当時良かったこともある^ - ^

物がその辺に捨てられていたことだ。←ゴミを捨てるのが良いとは何事だ!ヽ( ̄д ̄;)ノ=3=3=3

い、いや、確かにゴミなんだけどね、海に行けばその辺の波止の隅に釣り人が捨てた釣り具がちょっと探せば落ちていたのだ。

糸はぐしゃぐしゃに絡んだものを切って捨ててあり、ナマリの代わりはいくらでもあった。
釘やナットなど^ - ^ 

ハリもちょっと歪んだり針先が鈍ったものならよく捨てられていた。
子どもらは、コレらを拾ってよく釣りをしたのだ。^ - ^

するとこういう仕掛けが出来る^o^

全部その辺にあるものだが、自分も周りの子供もハリは結べるし、糸と糸もカンタンに結ぶ。

漁師町ではのアルアルだ(^◇^)

さてコレを使ってどこで釣るか?

おっとその前にエサがいる( ̄▽ ̄)
エサの採取は楽勝だった。(o^^o)

波止の継ぎ目や潮が干いてれば、波打ち際あたりのニナやカキなんかを採ってハリに刺した。

もちろんコレを消波ブロックの隙間に入れればいいのだが、当時は消波ブロックがどこにでも入ってるわけではなかった。
あるにはあるのだが、もっと良い場所があったのだ。^ - ^

ワタシたちが目をつけたのは桟橋だった。

桟橋はビットから穴を通して海底にチェーンで固定されて浮いている。

この穴に魚が着いているのだ。(^O^)

四角の桟橋の四隅に穴があり、太いチェーンに貝や藻が付いて、それに魚が着くのだ。

ワタシが生まれ育った環境下には桟橋が沢山あり、穴釣りし放題!^ - ^

カサゴがほとんどだが、家族分が釣れてしまうほど大漁のときもあった。


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これぞ本物の穴釣りと言えそうだが、今はどこの桟橋も釣りが出来る所はなさそうだ。

決して釣り禁止の桟橋には入ってはいけない(°▽°)

ワタシの子供の頃は、こんなことで文句を言う大人が少ない、とてもおおらかな時代だったのだ。(^◇^)

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