忽那の雫第435話 そういやこんなことありましたシリーズ!(興居島のノッコミ前マダイ)
今よく思うことがある^ - ^
投げ釣り師さんたち、、居る?
30年以上前の投げ釣り師で、ジジーの部類に入るワタシが、今の投げ釣り界を見ると、とても寂しいものがある^o^
投げ釣りしてる人をトンと見かけなくなったのだ^ - ^
魚が食わなくなったのか?
投げ釣りの人気がなくなったのか?
理由はわからないが、30年前と比べるとまるで絶滅したように感じる←虫の種類みたいに言うな!(°▽°)
そんな中でも、カレイの時期に菊間町あたりの海岸線を走ると、わずかだが投げ釣りをしている人が居る。
思わず抱きしめたくなるほど嬉しい光景だ←それだけはヤメロよ(@ ̄ρ ̄@)
ま、理由はどうあれ寂しいから、ちょっと元気の出る話をしよう。
ワタシが毎朝←問題発言(°▽°)、興居島行きフェリーにバイクで乗り込み、アイナメを釣りに行っていた時期に、衝撃の瞬間を目撃した!
その当時、いや、もっと前からこの高浜瀬戸界隈では、真鯛のノッコミ期に深夜の投げ釣りで大鯛を狙う人がたくさん居た。^ - ^
どっから大鯛と言うかは人それぞれだが、ワタシの個人的な見解は70センチからだ。
だが、一番よく暴れ元気のいいのは60センチ級だと今でも思っている。^o^
そんな真鯛がこの高浜瀬戸で産卵のために浅場にやって来る、いわゆるノッコミ期のとてもよく釣れるのは6月頃で、海面水温が17°に達したころだ。
その同じ高浜瀬戸で春先3月・4月頃に、盛期のアイナメを釣ろうと、ワタシも毎朝のように角田あたりの大好きないポイントで投げていた。
そこは当時、消波ブロックが入っていない護岸だけがあるポイントで、道路から投げてアイナメを釣っていた。
そこへついに、消波ブロックが入り現在のようになった頃、デコボコに入った消波ブロックに四苦八苦しながらも、投げ釣りをしていた。
そんなある日、午前の良い時間も過ぎて、そろそろ帰ろうかと竿先をながめていたら、イキナリ竿が舞い込んだのだ!( ̄▽ ̄)
このデコボコな消波ブロックに無理やり三脚を立てて、投げ竿をいつも二本だしていた。
ボンヤリ竿を眺めているワタシの目に入ったのは、音もほとんどなく舞い込む竿(^。^)
あわてて竿を取り、とりあえずガツンと合わせた。
強く引くとドラグが滑るように調整してあるが、合わせを入れた瞬間から大型のスピニングリールはウナリを上げた!
しばらくはウィーンとドラグが滑る音を聴くしかなかったが、足場が悪いので完璧な体勢を作る時間をくれたような気がした。
エサはコウジ一匹付けで、ドラグの出方をみるとアイナメとは思えなかった。
ハリス6号の一本バリ仕掛けなので不安はないが、立ってる場所を一歩も動けないから、強引なやりとりも出来ない。
ただ、今立ってる体勢のまま、せいぜい玉網を足元に移動させるくらい。
やりとりの最中に、やっと鯛だなと確信が持てた。
流れもあるこの場所で何とか引き寄せ、取りこんだのが60センチを超すサイズ。^ - ^
その日はアイナメも釣れていなかったので、替わりに良い獲物が来てくれたなーと喜んだが、落ち着いて三脚を見ると、アタリが出た時、竿先が舞い込むのと同時に三脚の左腕も下にひん曲がっていた。^o^
竿の弾力と、ドラグ性能、そして三脚のウデの曲がりまでがアタリのショックを吸収してくれてた。^ - ^
もちろん鯛は晩の鯛メシとなったが、このクラスの鯛の当たりと引きを思い知らせてくれた。(o^^o)
あれからかなり経つが、この場所で今から10年内くらいに80センチ級の大型真鯛が出たのを聞いたのが最後の情報だった。
アイナメは現在ホントに少なくなったが、鯛はまだまだ釣れる可能性のある魚だ。)^o^(
ここはホントに釣りにくいが、高浜瀬戸に居る大真鯛は他にも狙える場所がたくさんある。
深夜の投げの大鯛釣り^ - ^
復活を祈りたい(^◇^)
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