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こころの想い出

寒さのなかに
みぃつけた
暖かな言葉

醒めた気持ちに氷を載せて
ひょう、と流れゆく

気持ちは見つめ合っているのに
そんなことはおくびにも出さず

薄々わかっているだろうに
そしらぬ顔

流れゆく時間を遊び相手に
漆黒の踊りにうたう

気持ちの揺れで波が生まれ
波紋に揺れ遊ぶ

耳元に触れるそよ風に
その波紋が乗って届くのは
いつだろう

そのそよ風にふりむくのは
いつだろう

こんな淡雪のような
想い出

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