田舎を持って良かった
あるnoterさんの記事を読んで触発されて、記事を書こうと思い立ちました。
そのnoterさんはセカンドハウスをGet!されたそうです。
なんかすごくセカンドハウスライフを楽しんでいらっしゃる様で、その気持ちが伝わってきます。
考えてみれば私たちも傍目からみれば
「セカンドハウスライフ」
と呼ばれていることををしているんだなぁ、と思いました。
でも、横文字の
「セカンドハウスライフ」
って感じではないんです。
「田舎暮らし」
って言葉が馴染む感じです。
観光地ではなく、避暑地でもなく、別荘地でもない。
どこにでもある
「田舎」
です。
私たちには田舎がありません。都会生まれの都会育ちです。
まぁ、私の場合は都会といっても田舎の雰囲気いっぱいの場所で幼年期を過ごしましたが。
その幼年期の体験が、田舎を希求したのかもしれません。
私たちは、「セカンドハウス」とは呼ばず、
「本宅」
と呼んでいます。
「田舎」が欲しかったから、だったら、都会暮らしの対になるのは、
「本宅」
だろうというわけです。
じゃあ、都会暮らしの拠点は何ていうの?
それは、
「飯場」
です。
要は田舎から都会に出稼ぎに来ている、という感じです。
週末、祝祭日、GW、年末年始、と連休とあらば、すぐに
「本宅」に帰ります。
そこでただの日常生活を過ごしています。
バカンス感はないですねぇ。まぁ休日なのでのんびりしていることは確かですが、結構な労働付きです。
田舎の土地は都会と比べて広いので、冬以外は、草刈りに追われます。
コレが結構キツい
都会の土地は広くても60~80坪ぐらい。
田舎ではそういう単位では手に入りません。
一反(300坪)が最低ラインです。
この頃は農家の方が土地を手放したがっているそうで、
一町(3000坪)単位でも出ているみたいです。
一反でも草刈りは大変です。肩からかける刈り払い機は結構な重労働です。
これが仮に1000坪超えにでもなったら1人では泣きが入ります。
農家さんはもっと農地を持っているので、乗用タイプの草刈機をお持ちで、その名前が、
「MASAO」
そう、草刈正雄、に引っ掛けた商品名です(笑)
ウチは当に泣きが入っているので、
MASAOがほしい〜!
けどね、いいお値段なんですね、かるく100万超えです。
このMASAOのメーカーはCANYCOMっていうんですが、
代表取締役社長 芝耕作 っていう乗用芝刈機も出していて
なんか面白そうな会社です。HP載せときますのでご興味があったらどうぞ。
そんなこんなで、「本宅」では意外とのんびりできず、
「なんで、こんなに大変なんだろうなぁ」
「なんでこんなことに手を出しちゃったんだろうなぁ」
と思うことしきりです。
でもですね、窓を開ければ、そよそよと気持ち良い風が入り込み、ウグイス、ホトトギスの囀りが聞こえ、周りはただただ静か。
目の前にはポッコリとした里山の山々の連なりが見えて、
春には山桜の淡いピンクと綺麗な若葉色の木々。
本当に、
「山笑う」
風景ですねぇ。
こんなときですかね、
「あぁ、田舎を持って良かったなぁ」
って思うのは。
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