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「はじめに」2023/5月 小説投稿サイト「カクヨム」において、非常に活動初期の頃に投稿していたエッセイ・現代ドラマが『死に時を感じたあの日』だ。 内面的な上に稚拙なので、長らく非公開にしていたが、幸いにしてnoteでは怪文書まがいのものを幾つか掲載してきたので、ここに埋葬したいと思う。 あくまでも自分の想いから端を発したものではあるが、その精神状態ゆえに、現実と空想の境目は曖昧で、久方ぶりにコピペしつつ、読み返したが、どこまでが本気なのか、もはや自分でも判別不可
在りし日の僕の、カクヨムにおける自己紹介文 【追想】 自己紹介と所信表明、といったところか。あの当時はかなり病んでいた。幾度かどこかに書いたことだが、そもそも小説を執筆し投稿し始めたのも、結局はどうせ死ぬならと遺書代わりにはじめたことだった。 処女作の名は『怠惰はいずれ死をもいざなう』。ヤンデレヒロインとのラブコメディ。 怠惰はいずれ死をもいざなう(綾波 宗水) - カクヨム (kakuyomu.jp) 近頃も当然、不安はある。しかし、幸いなことに病む段階にはそれほど
如何にして現王朝が樹立し、主上・綾波宗水陛下が帝国をしろしめされるようにおなりになったのか。その歴史は、前時代を背景にして語らねばならない。そもそも上帝陛下は、巳の権現にして、ある高僧の生まれかわりであるとされ、ご幼少のころより、御身内のみならず、道を行き交う人々も、うやうやしく拝謁したという。 さて、史実上、明確に記される改革の第一に、「シャーロック・ホームズ」に私淑なさると云々。いよいよ文明の開化をお遂げになられ、西洋文化をいち早くお習いにあそばされた。西洋古典音楽に親し