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みにくいアヒルの子からマイノリティについて学ぶ。



みにくいアヒルの子という話は、
アヒルの中に紛れた白鳥の子が
周りから受け入れられず辛い思いをするが
最後は自身の存在が美しい白鳥だということに
気づき、幸せな人生を歩むというストーリーだ。

子供の頃は、白鳥の子に同情し
最後に白鳥として生きる姿に安堵して終わっていた。もちろん、タイトルが指すアヒルの子とは
白鳥の子だと思っていた。
しかし大人になって、それは違うと気付いた。

アヒルの子達が、個々の存在を尊重し合い
認め合う心があれば、白鳥の子は
幸せな人生を歩めることができた。
他を認める心が無いアヒル達こそ
みにくいアヒルの子である。

時と場合によってはマイノリティこそ
賞賛されるべきだ。人と同じことをしていては
新たなことは生み出されない。
誰も成し得ないこと
表現できないことをやってのける
人とは違うことをする人こそが
これからの時代に必要なのかもしれない。

大人だからこそ、童話を読み返すと
新たな発見があるかもしれない。
やはり昔から語り継がれる話は
深い学びがある。

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