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【1】性の目覚め

僕は物心ついた時から同性(男の子)が好きだった。ただ幼児の頃はほんの興味程度で、性として結びつき始めたのは小学3年生の頃だ。

何故かは分からないが、小学3年生の時に突然外でおしっこをしてみたい衝動に駆られた。家の近くの駐車場の死角で隠れて立ちションしようと決めた。だがいざしようとすると、ちんちんが痛いほど勃起して失敗に終わった。

当時は何とも思ってなかったが小学3年生でも、興奮と勃起が結びついているエピソードを体験出来た、自分の変態さに拍手したい。

この行為は傍から見れば意味不明だが、当時クラスに置いてあった本がキッカケになったと思う。

うる覚えだがザックリとした内容は
《ある男の子が授業中におしっこを我慢していて授業が終わると直ぐに教室を飛び出すが、いじめっ子に行く手を邪魔をされてしまう。もう、漏れる!という瞬間にズボンのチャックを開けて目の前のいじめっ子におしっこをかける。》

という、当時の僕には十分、刺激が強すぎる内容で、小3ながら毎回勃起をしながら読んでいた記憶がある。
大人になってからインターネットで検索したが出てこない。確実に私の性癖の土台を形成した、幻の本である。


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