ストグラRPをどう見るか――熊か、猫か、両取りか
いまだに盛り上がり続けるストグラ
以前もストグラについての記事を書いた。
しかし、この記事投稿の前後でいろんなことが起きた。いまだに追っているファン太演じるシャンクズを中心に、今回はRPと不祥事について考えていきたい。
クズの恋
シャンクズは下ネタ大好きで女に関してはクズ極まりない態度をとるのが特徴のキャラクターで、それこそ一人称視点が周りからバレることを知らない初期の方は、嘗め回すように女キャラクターの全身を見ていた。しかし、ある程度その目線も焦点が絞られていくことになる。
時系列表
今回は簡単に今回の主人公であるシャンクズと、それを取り巻く2人の女性についてまとめてみた。黄色背景がりりとの話、桃色背景がみにゃとの話、グレー背景は魂の話(RP外の話)になっている。
そして、前回の記事で見逃せないと書いたりりは、その書いた日にはすでにストグラを去っていた。アーカイブ後追い勢のため、その事実をすぐ気づかずに、冒頭に注意書きを追記する羽目となったわけだが。
シャンクズの運命力
そして、ずっと想い続け、突然いなくなったりりの事から解放され、みにゃとのデートを重ねながら次の恋へと踏み出した次の日、りりはロスサントスに帰ってくる。あまりにも残酷で、運命とは恐ろしい。でも日常生活でそんなことはよくある話で、恋愛に限らなくとも、タイミングというのは良いこともあれば悪いこともある。それが今回の話。
自分のとしては
みにゃ√が始まったところからの、突然の展開に、自分としては目が離せないので、この先も追っていかなければと思っている。のだが、
プレイヤーとキャラクター
以前の記事にも書いたし、ストグラを語る上で忘れてはいけないことは、ストグラはRP(ロールプレイ)をするサーバーであるということである。ゲーム実況とは違い、プレイヤーはそのストグラサーバー内のロスサントスに生きる1人の人間として配信をしていき、私たち視聴者は観測者という立場でその配信を見ていくことになる。そこで、今回の件をどう見るかを考えたい。
さくまりるの犯した罪
空舞月りり演じるさくまりるは、時系列表にも書いた通り、配信されていないと思っていたら配信されており、さらにその会話の内容が他プレイヤー/キャラクターへの嫌がらせをする内容だったため、運営からサーバー追放処分が下されることになる。しかしこれはプレイヤーである「さくまりる」の犯した罪なのであって、キャラクターである「空舞月りり」は何も悪くないと考えるのがRPということになる。
プレイヤーとキャラクターの関係性
キャラクターのやることは、プレイヤーの心情とは切り離され、あくまでRP上の話で収まる。またはそう解釈することができる。では、プレイヤーのやることは?果たしてRP上ではプレイヤーとキャラクターは切り離して考えるから、プレイヤーの不祥事に対してキャラクターに対して何も思うことがないだろうか。
Vtuberと魂
実はこの記事を書こうと思ったのは、Vtuberと魂の話に似ているなと感じたからである。
この記事に書いた種類分けもストグラに当てはまるとは思うが、Vtuber業界で似たようなことが起きた場合はどうだろうか。魂こと中の人が不祥事を起こした。その結果Vtuberは……。
戻ってきたことを観測者は許せるのか
被害者のファンだって、当人同士が互いに和解しているといっても、思うところはあるかもしれない。ただ一方で私たちはあくまで観測者にすぎない。観測者が何かしらの影響を加え始めたら、それはもはや観測者ではなくなってしまう。戻ってきたことが許せなかったとしても、観測者が何かしら動くことは間違いだろう。加えて、もしRPを楽しむために観測者としているのであれば、空舞月りりはなんら罪を犯していないのだから、今まで通り楽しめるはずだ。もし気になるのであればRPをRPとして見れていないということかもしれない。
でもそれって、私たち人間の心情と一致することなのだろうか。
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