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Apexのオーダーと司令塔のメンタル

Apexのオーダー

FPSにおいてオーダーとは、そのチームの司令塔となるプレイヤーのことで、バスケでいうところのガードに当たる役割である。Apexは「AIMよりも立ち回り」と言われるほど、立ち回りが重要になってきて、その立ち回りを指示するのがオーダーの役割である。当然自分はどのFPSの大会にも出たことが無ければ、クランなどでガチガチにやったこともないので、オーダーをしたことも受けたこともないが、勇気ちひろの配信を追う上で、このオーダーという役職は幾度となく目にしてきた。

オーダーの苦悩

オーダーは司令塔だからこそ、その一言で勝敗を左右する。その勝敗を左右するオーダーは「自分のオーダーで負けた」という思考に陥り、そして悩み、メンタルブレイクする。その様子を勇気ちひろで嫌というほど見てきた。今回はそんな経験がある勇気ちひろが、幼女戦姫では天使うとのフォローに回っている状況。そして、私が今回追っているあの伝説の一ノ瀬うるは。ぱっとみつっけんどんな感じだが、今日のカスタム5日目で涙を見せた。彼女のオーダーは十分すばらしい。その理由に、「負けたチームがチャンピオン取っている」というのがある。ムーブ自体は間違っていない。しかし、オーダー本人はそこで負けているから、「自分のオーダーで負けた」だけになってしまう。

周りのサポート

そんなオーダーを支えるのがチームメンバーの声かけである。勝てた試合が勝てなかったとき、「人生で一番悔しかったかもしれんさっき」と言った一ノ瀬うるはがその後、「フラットラインがある」と言ったことに対して「ナイス報告!!」と大きな声で言った。「いいんですか、黛さんの声張り上げてるところ聞いて」という一ノ瀬うるはに、「一ノ瀬さんが一番悔しがっているところを見せてくれてるから、俺も声張り上げてるところ見せてる。これ、ダメージトレードな。」と返す。最後にラトナ・プティが「いいチームだな」と言って締めくくられる。こういうチームの雰囲気が、オーダーのメンタルを支え、結果的によいオーダーにつながり、チームが勝利へ導かれることになる。

司令塔の難しさ

これをApexではなく、単純な場面へ落とし込むとする。例えば、最初にも出したバスケットボールであればガード、バレーボールであればセッターなどのスポーツにおける司令塔。会社であればプロジェクトのリーダーなど、仕事における司令塔。そういう人たちの苦労もその大小は違えど、根本は同じなんだと思う。その人たちに対するメンタルサポートがいかにできるかが、その集団の行く末が決まる要素なのだろう。

オーダーの成長がチームの成長

単純なAIMや立ち回りの成長を見るのもいいかもしれないけれど、こういったオーダーの成長チームの雰囲気の成長を見るところも、V最協の醍醐味だと思っている。そういうところにもぜひ目を向けてほしい。

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