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アラサーに刺さるにじさんじのB級バラエティ(仮)

オマージュというかパクリ

もう、第1回が始まってすぐに気づいた。
「あ、これ……ブラバラだ……」
タイトルからワイプの出し方から、吹きだしからテロップから、ぜーんぶパクリ。だけどそれが面白い。当時からブラバラも異色を放っていたが、にじバラも同じ。異色を放っている。でもそれが面白い。なぜかはわからない。

レギュラーとゲスト

にじバラのレギュラーが、早瀬走とイブラヒム。この選択も絶妙だと思う。
しっかりと番組を進めながら、そして多くのことに肯定的な意見を上げながら進める早瀬走と、適当で本音がでるイブラヒム。ちょうどいいハーモニー。そこに、第1回~第3回は、ゲストに椎名唯華と花畑チャイカというスパイスがふりかかる。初動のゲストとしてこのにじレジの2人という選択もベスト。ただ、この4人がそういいのか具体的には言い表せないが、まさににじバラの最大限のポテンシャルを引き出してくれているのは間違いない。

きれいなナレーションとレポーターのあくま

重ねてこのにじバラの良さを引き出してくれているのが、きれいな声のナレーター。最初聞いたときには、誰か声優さんを雇ったのかと思った。しかしよくよく聞くと、「あれ、尊様?」。あの透き通った聞き心地の良いナレーション。しかしたまにボケや毒がでる。そしてそこにレポーターのでびでびでびる。何もかものバランスがこの番組のコクを出している。

編集の力と一発ノーカット

30分番組と言われながら、収録時間は25分。そしてそのままほぼノーカットで編集で番組を面白くする。この単純なライバー同士の会話をそのままの素材として使いつつ、編集で味をつけ、ライバーたちのキャラがそのコクを出す。結果、シュールな空間が生まれ、これがブラバラ世代のアラサーにぶっ刺さる。

まとめ

正直、隔週配信であることがもったいないくらい、ネタが尽きないのであれば毎週配信して欲しいくらいにはおもしろい番組だと思っているし、こういうシュールな番組の面白さも広がればいいなって。


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