oViceを初めて体験してみた
コロナの影響で対面でのやり取りが自粛傾向になる中、さまざまなオンラインツールが開発され、注目されています。
そんな中、昨日「oVice」というサービスを初めて体験したので備忘として残しておきます。
今回のまとめ
最近、内容の要約を練習中なのでここでも記載してみます。
・oViceは「Spacial Chat+Remo(+α)」みたいなツール。
・操作、端末スペック等気になる点はあるけど、色々活用アイデアが湧き出す面白い体験だった。
・どんなツールでもそうだけど、「誰とどんな風に使うか」を明確にするのが大事。
oViceって?
知人から「oViceを使用します」と言われた時、私の頭が「?」となったのでまず検索。
なるほど、バーチャル空間なのね。
以前経験したことのある、Spatial Chatと似た感じのサービスかしらん。
あの時は、10数名でわいわい試せて楽しかったなぁ。
※Spatial Chatについてはこちら。
他にも、Remoとかあるなぁ。ちゃんと体験したことないので詳しいことはわからんけど。
※Remoについてはこちら:
事前知識はこれくらいの状態で参加しました。
oViceを体験してみた
体験した際の感想を、自分が経験したことのあるZoom(割と使ってる)、Spatial Chat(初夏ぐらいにちょっと使ってみた)と比較しながらつらつらと記載してみます。
zoomだと、基本的に参加者の画面が表示される仕様になってますが、oViceは自分自身を自由に動かすことが可能。
また、近づくと声が聞こえる仕様になってるみたい。
この辺はSpacial chatに近いです。
部屋はおおきく3つのブロックに分かれてました。
ロビーはその場にいる人とのコミュニケーション。
特定のテーマで話したいときは会議室へ移動。
ちょっと一休みしたいとき(音声・画面をオフにするけどログインしたままの状態)は休憩へ。
個人的には、休憩の時の「休憩室へ行っている感じ」がちょっと面白かったです。
バーチャルオフィスとかカンファレンスとか、そんな用途に使えるんだろうなと感じました。きっとRemoに近いんだろうな。イメージだけど。
ロビーにいるとき、スピーカーを出してそこにつながると、近づかなくても音声でのコミュニケーションができる感じ。
すれ違いの立ち話じゃない、でも会議のようながっつりした感じでもない、コミュニケーションのバリエーションを増やす面白い仕組みだなあと思いました。
こんな感じで使えるかな・・
思いつくままに挙げてみます。
・バーチャルオフィスとして使用
・コワーキングスペースとして使用
・複数のワークショップを開催し、ロビーにいる人は参加したいもの(会議室で開催)に参加する
・clubhouseみたいに音声コミュニケーションの場として(もう少しクローズな感じ)
・ワークショップ開発の場。ロビーで話して、ある程度形になったらすぐ会議室で開催。改善点が見つかったら外に出て再検討。(アジャイル方式でのワークショップ開発)
ふと、書いてたら「オンラインゲームのサロンと似た感じもあるのかしら・・」と思ったり。他との共通点はもっと深堀りして考えてみたいな。
忘れないでおきたいこと
全般的に楽しい経験でしたが、個人的に気になったことや今後考えていきたいことも書いておきます。
zoom等は、割と機能がはっきりしてるのでわかりやすいんですよね。
(もちろん、それでも慣れは必要です)
oViceは色々移動できて「自分が何をしているか」がわかりやすいんですが、慣れるまでは「どう操作したらいいんだ~!!」となりそうです。
※今回「どれを押したら話せるんだ・・」という感じに一瞬なりました。
使う前のガイダンス等、一工夫が必要そうです。
今回は4人でやってみて、快適に使用できました。
ただ、人数が増えた時やビデオ表示したとき、どれぐらい重くなるのかがわからず。(10名ぐらいがビデオを開くと重くなるかも、という話をちらっと聞きましたが未確認)
自由に動けるサービスって画像処理にマシンパワーを結構取られると思うので、そのあたりは次の機会に確認かな。
ここ数か月で、ろう者の方(手話をコミュニケーション手段として使用している方)と知り合う機会があり、それ以降様々なツールを見ると「その人とどうやって使えるかな・・・」ということに意識が向くようになりました。
oViceは文字情報等によるインフォメーションが可能になってますが、自分たちが慣れ親しんだ方法でやると「音声があればOK」となりがちだな~、と思います。
今回の体験は、使うときはそういったことも忘れないでおきたいな、ということをリマインドされた感覚を持ちました。
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