「ゲーム開発を始める前に知っておくべきこと」を見て思ったこと
ゲーム開発を始める前に知っておくべきこと
(Making Your First Game: Basics - How To Start Your Game Development)
という動画があります。
これは、ゲーム開発の初心者が最初に作るゲームは、どのような方針で作っていくのが良いかのアドバイスをまとめた動画となります。
簡単にまとめると、以下の通りです。
1. 大きすぎる目標を設定せずに、最初は小さいゲームを作る
2. 実装に多くの時間を費やす『特別なアイデア』を実現しようとしないこと
3. 「頑張れば自分でも作れそう…」と思えるゲームデザインにする
4. ゲーム開発は多くの時間が必要で大変だけれども、あきらめないこと
これらはまったくもってその通りで、例えば、個人的には、開発期間が「1カ月」以上かかるとモチベーションの維持がなかなか大変です。
もちろん、それなりの品質を出すためには、ある程度の開発期間が必要になると思います。
私が過去に App Store に配信したゲームでは、おおよそ「2カ月」かかりました。また、ニコニコ自作ゲームフェスに応募したゲームは「5カ月」かけて作りこみました。
すごい人になると「数年」かけて1つのゲームを開発する人がいますが、私には無理ですね…。
ただ、ゲーム開発初心者は「数カ月」でも続けるのは大変だと思いますので、最初は長くても「2週間」~「1カ月」くらいで開発終了するくらいがちょうど良いのではないかと思います。
(ちなみに、私がゲーム開発初心者の時に作ったダンジョンRPGの開発期間は 2週間 くらいでした)
それである程度作り慣れたら、しっかり時間をかけて作りこむのが良いのかもしれません。
あと、もう一つ。
ゲーム開発は多くの時間がかかってしまうので、「自分が楽しい」と思えるゲームを作るのがよいですね。
自分のスキルでできることに妥協しすぎて、作っているときに「これは果たして面白いのだろうか…?」と不安になるよりも、「自分はこれが好きなんだ!」「こういうゲームが遊びたい!」と思えるものを作るのが良いはずです。
なんとなくですが、ゲームを作り始めてしっかり完成させる人は、自分の好きなゲームがどんなものかをしっかりイメージできている人が多いような気がします。
例えば、
「シューティングが好きで、シューティングゲームを作っています!」
「ベルトスクロールアクションが好きなので、自分の好きな要素をぶち込みました!」
というような…。
そういった明確な情熱がないと、完成までもっていくのは、なかなか難しいかもしれません。
■まとめ
というわけでまとめです。
* 最初は「2週間~1カ月」を目標に完成させるくらいが良いかも
* 自分が好きなゲームが何なのかをしっかり考えて、それを好きなように作るのだ
■関連する記事
ゲーム作りに行き詰まってしまう人のために、最も簡単に作れるゲームジャンルを考えてみました。
ゲームを作る開発環境の選び方をまとめました。基本的にこだわりがなければ Unity が最適解ですが、Unityでうまく作れない場合は、他の環境を選んでみるのも1つの選択肢だと思います。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?