最も簡単なエロゲーの作り方

今回はエロゲーの作り方を紹介します。ただ一般的なエロゲーの定義とは違うかもしれません

一般的にエロゲーというと、ノベルゲームの形式でテキストを読み、重要な場面でそういうシーンが入ってくる、というイメージが強いと思います。

感動できるシナリオや魅力的なキャラクター、こだわりのあるシチュエーションなどが提示された、しっかりした作りのものが多いですよね。

ただ、この作り方はシナリオや設定などをしっかり作れる人でないと難しいと思います。会話イベントを作り込んだり、キャラクターを何人も出して話が破綻しないようにするなど……。

また、プログラム的にも、ノベルゲーム用のスクリプトエンジンを作るのはなかなか難易度が高いです。
(ノベルゲーム用のエンジンを作れば、スクリプトを書くだけで良いですが)

そういった本格的なものも良いですが、ゲーム作成初心者であれば、そういった形式にとらわれないエロゲーを作るのが簡単で良いです。

それはどういうゲーム内容かというと以下の通りです。


1. ミニゲームが始まる
2. クリアすると女の子の服が一枚ずつ脱げていく
3. より難しいミニゲームに挑戦する
4. 女の子の服が(以下繰り返し)

これであれば、複雑なシナリオを作る必要がないですし、キャラクターも女の子ひとりで成立します。

これだけだと、すごい手抜きのゲームに思えるかもしれませんが、意外とそうでもありません。
昔、Beepメガドライブというゲーム雑誌に、とあるライターさんの記事がありました。当時はシューティングゲームが大流行していた時代で、シューティングゲームの面白さをこのように書いています。


シューティングはセックスだ。
ボタン連打をして、ボスに大量の弾を撃ち込む。
最初は固かったボスも、だんだんその色に赤みがかかっていき、ボスの攻撃は激しさを増していく。
それらをかいくぐり抜け、さらにボタンを連打して弾を叩き込む。
すると、攻撃に貫かれ限界に達したボスは大爆発し、絶頂を極める。

文章は記憶で書いているので、だいぶ違うと思いますが、確かこんなイメージだったと思います。要は、よくできたゲームは、まあそういう行為のメタファーでもあるわけですね。

なので、例えば、シューティングゲームをクリアするとご褒美画像が表示され、より難しいシューティングに挑戦する、という構成で良いわけです。

極端な話、ジャンケンゲームでも良いです。

あと、難易度が高いほど、ゲームとして盛り上がるような気がします。変に誰でもクリアできる難易度にしてしまうと、簡単にご褒美画像が見れてしまい、画像をたくさん用意しなければならなくなり、制作コストが上がってしまいます。
何より、苦労してご褒美画像にたどり着けた方が、達成感というか女の子を攻略した征服感が高まって、より気持ちよくなれるような気がします。たぶん。

ちなみに、これは男性向けゲームに有効であって、女性向けに作る場合は、行為に至るまでの過程が重要だったりするので、あまり使えないかもしれません。

■エロい画像を作るには

エロゲーを作る上で最も大変で重要なのが、エロい画像を作ることですね。
一番良いのは自分で描くことですが、エロい絵は正確なパースで絵を描くデッサン力が必要となります。また、裸というのはごまかしがきかず(ある程度は構図でごまかせますが)、人体の構造を正確に理解する必要があります。

そこで、少し手間とお金がかかってしまいますが、エロい絵を描ける友達に頼んだり、ネット上でお気に入りの絵師さんを見つけて、仕事のお願いをする方法もありかもしれません。

ちなみに絵が上手くなる方法ですが、正確なデッサンを繰り返すことで描いて覚える……という方法しかない気がします。
まずは全身のバランスを覚えて、次に描きたいパーツの詳細を極めていく……という感じでしょうか。
最近はWeb上に有用な情報が多くあるので、本は買わなくても勉強はできますね。私も、絵の描き方を解説するページとか、pixiv講座とか、お絵描き動画を見て参考にしています。

解説ページとしては、ここがわかりやすいかも……。
【体の描き方(基本編)】これから絵を描き始める人へ その5

あと、絵が上手くなりたい素人が、プロのイラストレーターに絵を添削してもらう動画があり、個人的にお気に入りです。
お絵描き救命病棟24時!

この動画をBGM代わりに流しながら絵を描くと、なぜかモチベーションが上がります。おそらく一緒に絵を描いている感じがあって、良いのですよね。

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