見出し画像

東京ホッピング:自民党総裁選(プチ鹿島さん)

フォーリンラブ・バービーがお送りするTBSラジオ「週末ノオト」。

新たな東京の魅力を再調査する「東京ホッピング」。2020年9月12日の放送は、東京というより、全国どこに住む人にとっても大事なニュース「自民党総裁選」をピックアップ。

政治について、関心はあってもとんと疎いバービーさん。今回は、TBSラジオでは「東京ポッド許可局」でもおなじみ、時事芸人のプチ鹿島さんにレクチャーしていただきました。

画像1

バービーさんのなかで、利害関係からの駆け引きや取り引き、どうしてもネガティブなイメージが纏う政治ですが、プチ鹿島さんによると、「きょうの夜、なにを食べに行く?」。その話し合いの、ずっと先の延長線上にあるのが、政治。
そんな始まりから、鹿島さんのレクチャーがスタート。

★政治と派閥

なぜ派閥を組むのか、秘密投票が原則なのに、誰が誰に入れるのかが報じられていることに、疑問を感じるバービーさん。

大義名分として、政治家としてやりたいことを実現するために、同じ志を持つ者が協力し合うことで生まれた派閥。

しかし、実現のためには、組織の主流に乗るために、誰についていくのか、その判断、人間関係を見極める能力が必要。

バービーさんが所属する事務所、ワタナベエンターテインメントで例えるなら、中山秀征さん、恵俊彰さん、どちらについて行くか・・・。
でも、どちらに付いていくか、それを迂闊に公言しないことも、これまた政治。

でも、派閥に入ったら、それはそれで埋もれがち。それなら一人で一発逆転を狙うのもアリ!というバービーさんは、鹿島さんによると菅義偉タイプ。

画像2

いろんな派閥、人間関係がうごめく総裁選ですが、かつての総裁選は、ある意味、自民党の興行。
「我が党にはこんな人材がいる」、そのアピールの場でもあり、自民党を支持する人もしない人も論戦に。

しかしながら、総裁に選ばれるどころか、その場に上がることさえ難しい立場の議員も。それが女性議員

★なぜ女性候補は総裁選にいない?

今回、プチ鹿島さんにもっとも話していただきたかったテーマが、「総裁選に女性議員がいない」こと。

自民党結党以来、これまでに総裁選で立候補した立候補した女性議員は1人だけ。2008年の小池百合子氏のみ。それも、本人の意思というより、小泉純一郎・元総理の意向での立候補。

ではなぜ、女性候補が出てこなかったのか。それは推薦人20人の壁。

今回、稲田朋美氏が候補として報じられましたが、結局、立候補せず。
あるベテラン男性議員から「女性目線にこだわり過ぎ」と言われたとのことで、これまで、少子化問題や働く女性を支援しようと、自民党内で主導してきた稲田氏が、このような理由を一つに支持を集められず。

画像4

バービーさんも感じている日本の政治の男女格差。鹿島さんによると、昨年12月に世界経済フォーラムが発表した「男女格差報告書」の政治分野で、日本は153か国中144位。

現状をみても、女性議員は、衆議院で1割、参議院で2割。さらに、自民党内の女性議員は1割。

2018年に候補者男女均等法が制定されましたが、それには強制力はなく、昨年の参院選は候補者全体で女性は3割。

現状では、女性がより活躍できる社会の実現を目指す、そんな女性議員は、支持を集めるのが難しく・・・。

その根底にはあるのが、親父的な政治価値観
先日、 菅・岸田・石破の三氏による合同討論会が開かれましたが、その中にあった「自分を歴史上の人物に例えると?」というメディアからの問い。
よくある質問ですが、その答えは、いつの時代も決まって、完全な男の時代であった戦国時代の武将たち

画像5

確かに面白みはあるけど、ずっと変わらないこの日本の“親父”的な政治価値観。では、どうすればよいのかと・・・。
そこで、この日はお時間!

プチ鹿島さん!近いうちに、ぜひ続きをお願い致します!

画像3

ということで、2020年9月12日の「東京ホッピング」、時事芸人のプチ鹿島さんでした!

TBSラジオ『週末ノオト』は、毎週土曜13:00-14:55放送中。
AM954kHz、FM90.5MHz。PCやスマートフォンでもradikoでお聴きいただけます。
■番組HP:https://www.tbsradio.jp/weekend/
■番組への投稿は...
メールアドレス:weekend@tbs.co.jp
ツイッターハッシュタグ:「 #週末ノオト

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?