北海道観光マスター検定合格までの道②

リベンジの2023年

前回は2022年、最初の挑戦までのお話を書きました。
こんなに大好きな北海道を知る検定で「不合格」を突き付けられ「お前もまだまだだな」と言われているような気分でそれなりに落ち込みました。

2023年再チャレンジを試みます。前回手に取ることも苦労したテキスト入手の件ですが、幸いなことに2023年もそのまま第8版を使用するようです。テキスト代も馬鹿になりません。(意外と高い)なので、手元にあるテキストをもう一度使えるということが再チャレンジをする気持ちに拍車をかけました。
関東からわざわざ飛行機に乗って試験を受けにいくのです。旅費だってかかるし、もう後戻りはできません。今年こそ合格しなければシャレにならないのです。(合格しても何がどうなるってわけじゃないけど…)

使える手はすべて使う

ネット上で「北海道観光マスター検定 合格」などと検索すると、ポロポロといくつか出てきます。決して多い情報量ではないのですがひとつひとつ読みあさり、あるひとつの結論にたどり着いたのです。。。

「自己流の勉強では無理じゃね?」

合格している人のほとんどが「セミナー」とやらに出席していました。
(もちろんたった一人で勉強して合格した人も沢山いると思います。)
2022年に挑戦した時もセミナーの存在は知っていましたが、関東からセミナーで1往復、試験で1往復なんて、どこの貴族がするもんだと思っていました。
が…!
今回私はこの方法を実行することにしました。そう「使える手はすべて使う」精神です。(お金も使うけど(笑))
セミナーへの出席は¥8800 検定試験料¥5000 あっさり「課金」しましたよ。

2023年10月 札幌会場でセミナーを受ける

セミナーのためだけの一泊札幌旅行。それはそれで楽しかったですよ。
朝一番の飛行機に飛び乗り、9:00には札幌駅に着きました。(通勤できるじゃん)駅近くのパン屋さんでお昼ご飯を調達し、オーロラタウンの「ありんこ」でおにぎりと豚汁の朝食セット。大満足で会場入りです。

具だくさんの豚汁と大きなおにぎりで大満足


セミナーは札幌商工会議所の会場でみっちり6時間!
札幌会場だけで200名の参加ということでした。関東から来た人は私以外にもチラホラ。道内で一番遠くは釧路からでした。
驚いたのは、若い学生さんから白髪のご老人まで!まさに老若男女です。外は秋晴れで絶好の行楽日和の札幌。「こんな快適な日にセミナー参加を選んでくれてありがとう」という講師からの一言が印象的でした。
お昼休憩は大通公園のベンチで紅葉を見ながらパンを頬張りました。(札幌市民はいつもこんな生活してるのか!とうらやましく思いました)

大通公園でつかの間のランチタイム。空気がおいしい。


北海道特有の鮮やかな紅葉が目にまぶしい

セミナーは道内で日付と場所を変えながら数回開かれます。講師の先生はどの会場も偏りなく説明しなければならないらしく(そりゃそうだ)大変ご苦労されていました。そして限られた時間で怒涛の講義が始まります。

大人になってからの講義って楽しい!

左手には蛍光ペン、右手にはボールペン。目には老眼鏡wですが気分は学生です。自分の興味のあることは毛穴の隅々まで入ってくるのですね。
テキストを進めると同時に「はい、ここはしっかり覚えておいてくださいね」と言ってくださいます。この部分が問題に出るよーという合図です。
「はい、この部分とここの関わりについても調べておいてください」という表現の時もありました。逆に「ここは目を通す程度で」と言う時も。これは出ないよーの合図ですね。
大体の範囲は教えてくれますが、勉強するのはあくまで自分なのです。
先生の合図も時間が迫ってくるとだんだん早くなって、追いついていけません。ですが後で個人的に「さっきのここ聞き逃しました」と言えば快く教えてくださいました。またそのことから発展したお話も楽しかったです。

あとは自分で覚えるしかない

テキストと別にノートを準備していきましたがノートに書き込む時間などありませんでした。先生の言われたところをテキストにひたすら書き込む。時々先生は、ページを飛ばして関連しているものを指定されます。「ここと関係しているのは、55ページ、85ページ、あと、88ページもですね」など言われるともうパニック!付箋を貼ったりして「このページも見る!」などと一言書いて自宅での復習で思い出せるようにしておきました。

自宅に帰ってからは、乱暴に書き込まれたテキストを1ページめからWordでまとめていきました。セミナーのおかげでだいぶ絞り込めていますが、それでもA4サイズで21ページにもなりました。これをすべてあたまに入れなければなりません。

Wordで打ち込んでおいた理由は次に話しますね。

「北海道観光マスター検定合格までの道③」へ続く
Wordで打ち込んだ21ページのオリジナルテキストの活用方法


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