見出し画像

「九シュウマイ」食べ歩きレポート:わかりにくいシュウマニスト研修について【後編】

前置き(レポート読みたい方はすっ飛ばしてください)

「シュウマイファンディング」のリターンのなかで、特にわかりにくいと評判?の「シュウマニスト研修」中級、上級の「実地研修」。

これは要は、私、シュウマイ潤が一定のエリアのお店を複数セレクトし、一緒に食べ歩きながらシュウマイうんちくを聞く、「シュウマイ食べ歩き」企画です。まあ、アイドルやタレントさんがファンクラブ限定かつ抽選で行う交流イベントのようなもの。もちろん私がアイドルとかタレントとかとは、恐れ多くてとても思っていません。ただ、そういう食べ歩きをやってみたいけれど、シュウマイの店探すの大変、で、せっかくならシュウマイについて知識を深めたい、という稀有な方がいたらお付き合いします、という企画です。誤解なきように。

ただ、今まで個人的な繋がりや仕事の延長でたくさんの「食べ歩き」をしてきましたが、同行したほとんどの方からは「シュウマイ好きにはかなり贅沢なイベント」「またやってほしい」と満足な声多数いただきました。狭い需要かもしれませんが、せっかくシュウマイを支援をいただく機会なので、「研修」という形としてお礼にさせていただきました。

とはいえ。まだイメージできない方も多いと思いますので、ならばその「食べ歩き」をバーチャルに体感していただき、判断いただければと思います。その体験版として、先月3月に「九シュウマイプロジェクト(これも長くなるので、詳細は改めて)」のリサーチを兼ねて実施した「九シュウマイ1泊2日食べ歩き」をレポートしたいと思います。

1シュウマイ:水餃子と胡椒焼売の店 二兎

画像1

画像2

3月中旬の土曜午前中。羽田空港から福岡空港に到着、朝ごはんに崎陽軒のシウマイ弁当を食べ損ねたため、軽く福岡空港近くの「牧のうどん」で腹ごしらえ。それから30分ほど移動し、まだ少しおなかにうどんが残っているものの、お昼がてらネットで検索した一軒目に入店。

一応中華料理店なのですが、従来の「町中華」的ノスタルジーなイメージとは異なり、スタイリッシュな雰囲気。しかも開店すぐに満席状態で、シュウマイ抜きでも人気店のよう。そのなかで我々は、あえてシュウマイをメインに注文しました。

王道的な豚シュウマイの具で、大ぶりでがっちり、食べ応え十分。それでいて後味が「胡椒シュウマイ」という名前の通りピリリときます。その刺激が心地よく、昼前、一軒目ということを脇に置き、生ビール注文。お昼から食べ歩ける時だからこそできる、シュウマイ贅沢です。

2シュウマイ:警固総本店

画像3

画像4

画像5

ほろ酔いで向かった2軒目は、少し前に私が研究家として取材を受けた、テレビ西日本の「ももち浜S特報ライブ」で紹介されていたテイクアウト専門店へ。全国的にもまだ多くない、唐揚げとシュウマイというツートップ体制。もちろんどちらも注文です。

シュウマイは王道豚具材で、大きさは中ぶりですが、中身の密度が高く、豚肉の旨味と玉ねぎの甘みがバランスよくしっかり。お弁当で食べるといい塩梅です。唐揚げは大ぶりでジューシー、おそらく双方を同時に食べてバランスがいいよう、シュウマイをある程度控え目にしているのかも。さすがバイプレイヤー(シュウマイのこと)。

ちなみに、テイクアウトということと、天気も良かったため、近所の公園でいただきました。ただこの公園を見つけるまで、周辺を30分ほど彷徨い、1シュウマイをほどよく消化する疲労感。ビールが欲しかったけれど、近くにコンビニ等なく断念。飲んだら美味しかっただろうなあ。

3シュウマイ:焼売酒場いしい

画像6

画像7

今回の九州食べ歩きの最大の目的。今シュウマイ業界を席巻する?「シュウマイ第七世代」の中心的存在へ。もちろんその存在は知っていましたが、なかなか九州に来る機会がなく、3年越しの念願達成です。

明るくオープンな店内は、関東関西問わず全国的に増加しつつある「焼売酒場」スタイル。ほとんどがこの「いしい」をオマージュしているようです。昼下がりながら、他のお客さんは気楽にシュウマイをおつまみにお酒をカジュアルに楽しむ。いい風景です。

具材は鶏中心。2021年のシュウマイトレンドを先取りしていると言え、現在の「焼売酒場」スタイルでも数多く取り入れられています。大きさも中ぶりで旨味、食べ応えも程よくしっかり。思わずおかわりしたくなるちょうど良さ。これができそうでなかなかできない。他のサイドメニューのレベルも高く、私が勝手に提唱する「シュウマイあるところに名店あり」をしっかり体現していました。今度は夜ゆっくり味わいたいです。

4シュウマイ:とぶそーや

画像8

画像9

夕暮れも近づき、1日目の締めくくりシュウマイを、軽くお酒が飲めるお店でと、居酒屋とシュウマイで検索し、こちらのお店へ。こういうシュウマイ専門店ではないけれど、シュウマイ「も」しっかり作るお店は、呑兵衛シュウマニストとしては結構好きです。

ただ、残念ながら当日は諸事情により入店できず、テイクアウトとなりました。帰りがけにつまんでみると、豚具材で大ぶりで肉感もあり、居酒屋らしい濃いめの味付け。次回はお店で居酒屋的な他のメニューもつまみつつ、シュウマイとお酒を数杯楽しみたいです。


5シュウマイ:私、ギョーザよりも焼売派。

画像10

画像11

画像12

画像13

2日目の「九シュウマイプロジェクト」での移動のため、宿泊は久留米に。その前に日帰り温泉に行き、調査も兼ねて馬肉で晩御飯(もちろんお酒も)。そのお店には馬肉シュウマイありませんでしたが、あれば絶対美味しいです。プロジェクトで実現したいですね。

そんな思いを抱きつつ、二日目は熊本に移動、プロジェクトの視察を終え、昼過ぎに「いしい」と並ぶ今回の旅の最大の目的の一つのこの店へ。こちらも先日取材協力したテレビ熊本「TKUライブニュース」で紹介した、熊本でのシュウマイブーム?を牽引する、シュウマイ専門のテイクアウト店です。

店名やお店の佇まいは、今のシュウマイトレンドのなかでも、かなりパンチが効いているスタイル。そして肝心のシュウマイは、焼きも含めた5種。もちろん全て購入。味わいは店名などとは対照的な、気を衒わないクラシックな王道スタイル。豚肉を中心とした具材と皮の食感をシンプルに味わえ、チーズ、エビ、うずらなどの味も邪魔しない、絶妙なバランス感覚。高級店を謳っていますが、日常的に使いたくなる名店だと、個人的には感じました。

ちなみにこちらもテイクアウト専門なので、近所の公園で実食(今回はすぐ見つかりました)。複数軒食べ歩くには、テイクアウトは量が調整できて便利です。「シュウ豆知識」でしょうか。

※ちなみにこの後、6シュウマイ目を目指し、熊本繁華街を2軒巡りましたが、どちらも休業。「シュウマイ食べ歩き」ではよくあることですが、再び熊本を訪問することを決意した次第です。

あとがき(もし興味を持ってくれたら)

私は1泊2日で旅をする際は、こんな感じで「しゅうまいはしご」をしております。で、今回はこの1泊2日旅を

シュウマニスト研修 上級 出張実地調査

という形でリターンをしております。10万円と高額ですが、最大3名さままでご一緒いただけるシステム。コーディネート+案内+シュウマイ応援+α?でこの値段がお得と思ったら、ぜひご検討ください。

また、

シュウマニスト研修 中級 食べ歩き実地調査

は、この旅の中盤の「警固総本店」「いしい」「とぶそーや」あたりを、夕方ぐらいから夜まで渡り歩くイメージです。こちらは5万円で同様に最大3名さままで一緒に巡っていただけます。

ちなみに、上記協賛いただけると、「シュウマスク2種」と「先行会員番号受付」もついてきます!マスクつけてコロナ対策万全で、一緒にシュウマイを楽しみま、シュウマイ〜


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?