夏に期待しすぎている

私は毎年のように、今年の夏はあれとこれをしてとっても楽しい夏を過ごすぞと意気込むのだけど、思い通りに事が進んだことがない。原因はわかっている。外が恐ろしく暑く、だからと言ってエアコンの効いた室内に長時間滞在すると体がだるくなってしまい、結局なにもできなく時間だけがただすぎていくのだ。

そもそもなぜ、こんなに夏に期待をして色んなことに挑戦したくなるのだろうか。

私の中の夏は学生時代の長期休みで、普段の生活ではできないことを今のうちに全部やってしまうんだ！と言う気持ちが大きかったからだと思う。社会人になった今でもこのイメージは変わらなくて、今年の夏はなにをしようかと考えてしまうが、私には夏に長期休みどころか2連休すらないので、叶わぬ願いなのだ。

そんな私だけど、夏にやりたいことはいくつかある。

まず1個目は、海に行きたい。入らなくてもいいから、海辺で散歩をしてアイスを食べたり貝殻やシーグラスを拾ったりしたい。私は海の近くに住んでいるのでこれは比較的叶えやすいはず。
そして2個目は、スイカを食べること。私は今年に入ってからメロンと桃を食べられて、大変幸せなんだけど、季節の果物はできるだけたくさん食べたい。

こんな小さな願いじゃなくて、もっと大きくて楽しそうな願いも考えてみたが、思い浮かばなかった。きっと身の丈に合わないのだ。

自分が100％楽しめて簡単に実行できるものは案外思いつかないものなんだね。