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【自分にフィットするこだわりの“モノ”たち】掃除機

 「今まで購入してきたモノのなかで、最も買ってよかったと思っているモノを一つ上げよ」と言われたら。
わたしの中でまずパッと浮かぶのがSharkのEVOPOWERというコードレスハンディークリーナーだったので、記念すべきnoteでの最初の記事はこの掃除機について書くことにした。

購入に至る経緯

 まず大前提として、わたしは面倒くさがりである。加えて、基本的にだらしがなく、幼少期から社会人になって実家を出るまでの長期間は立派な汚部屋の住人だった。物が床にあふれて足の踏み場もない程。
 社会人になってから四年間、実家を出て友人とルームシェアをした結果、インテリアに凝りだし綺麗好きにもなったが、基本的な面倒くさがりという性格は変わっていないかと思う。(現在はフリーランスになって、東京にいる必要がなくなったので実家に戻っている)

 そんなわたしにとって、自分の部屋を掃除するのに、実家に元からあった大きな掃除機を取り出してくるのはあまりにも面倒くさすぎた。そこで、何かコンパクトな掃除機を部屋に置いておくことを考えた。

 はじめに検討したのはかの有名なダイソンの掃除機だ。ダイソンの掃除機は、大きさは別に構わないのだが、あまりにもデザインが独特すぎた。部屋のクローゼットなどに収納しておくことになるだろうが、そうなるとズボラな自分は、掃除機を出してくるというワンステップを避けて掃除をしない未来が見えた。
 ダイソンは専用の壁につけるスタンドもあるので外に出しておくこともできるのだろうが、あの派手なデザインを部屋の壁にずっと晒しておくのは嫌だった。

 そこで、ダイソンのように吸引力に優れ、かつコンパクトで出しっぱなしにしておいても気にならない掃除機はないかと探した結果見つけたのが、このSharkのEVOPOWER充電式ハンディークリーナーだ。様々なアクセサリーがついて定価では2万円は越えてくる価格なので、ハンディークリーナーとしては高価なのだが、満足感も非常に高いのでおすすめしたい。


Shark EVOPOWER充電式ハンディークリーナーの良いところ

●デザイン

 まずはとにかく見た目が良い。専属のスタンドに置いて充電して使用するのだが、このスタンドを含めてコンパクトで、机の横などにそっと置いておいても全然目立たないし、目に入ったとしてもデザインが良いので気にならない。

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愛用している実物。三年ほど前に購入したものなので、最新機種とはモデルが違う可能性がある

 使う時はすっとスタンドから持ち上げて、中央のボタンを押すだけ。コードレスとは思えないパワーで掃除ができる。吸引力の強さのため、音がうるさいのだけは注意だが、そもそも音が気になるなら掃除機ではない方法で掃除した方が良い。わたしはコロコロも併用している。

●とにかく楽

 もちろんパックなどはなく、ゴミが溜まったらゴミ箱の上で電源ボタン下のスイッチを押すと、けっこうな勢いでゴミを溜めているところのカップがパカッと開く。この時の勢いが大事で、勢いのおかげで、特に何もしなくともゴミが勝手に落ちてくるので、一切ゴミに触ることなく処理する事ができる。
 一ヶ月に一度程の頻度でフィルター周りのゴミも取り除くお手入れをしておいたほうが心地よく使えると思うが、大した手間ではない。
 フィルターを含めて汚れる所はまるっと水洗い出来るので、綺麗好きな方にも安心。ただフィルターを水洗いするとなかなか乾かなくて大変(三日くらいは最低でも干す必要が出てくる)なので、フィルターの汚れが気になるようになったら、いっそのこと購入して交換してしまうことをおすすめする。
 ちなみに三年ほどほぼ毎日使い続けて、わたしはまだ一回しか交換していない。(この交換頻度が万人に適応できるものかは分からないが)
 フィルターは公式オンラインショップで購入するよりamazonなどで専用のものを購入するのがちょっとだけ安くなっておすすめ。

●Wバッテリー

 連続稼働時間としては、ウィンウィン吸い続けて三〇分ほどでバッテリーがなくなるかな……という印象。ただわたしが持っているものはWバッテリーで、いつものスタンドで常に二つのバッテリーが充電されている状態。バッテリーがきれたらもう一つのものに取り替えることが出来るので、よっぽど長時間使用し続けない限り問題はないと思う。
 わたしの場合、自分の部屋と廊下、階段、リビングをきっちり隅々まで掃除機かけると1つ目のバッテリーがなくなってくる感じ。

後ろに刺さっているのが予備バッテリー。その後ろは先端につけるアタッチメントノズル

逆に使ってみていらないなと思ったもの

 わたしはこの掃除機を、ハンディークリーナーとしてではなく、普通の掃除機として使おうと思って購入した。なので、立ったまま掃除出来るように長いアタッチメントのアクセサリーが色々ついたものを購入したのだが。これはわたしにはいらなかったな……と思っている。

 なにせ面倒くさがりなので、長いアクセサリーをわざわざ出してきてつける手間を面倒に感じて全然使わないのである。
 床全体を掃除する時も、普通にチョット腰をかがめてハンディークリーナー状態で使用するので問題なく感じている。
 上の写真にもうつっている、スタンドに挿しておいておけるアタッチメントノズルは細かいとこを掃除するのに便利でたまに使っているので、同じく面倒くさがりの者は長いのがセットのヤツにする必要はないと思う。

最近気になっていること

 最近、様々な会社から出始ているSharkの製品に激似のハンディークリーナーをよくAmazonで見かけるようになった。有名どころだとアイリスオーヤマなど。

 一番安いのだとShark製の半額以下だし、デザインも良い(というか激似)、レビューも良いので良い商品なのかもしれない。
 ただなんとなくもやもやしたものがある。
 使っていないので何とも言えないのだが、製品紹介ページを見るだけでも分かるところは、ゴミを捨てるところのシステムはSharkのものとは全く違う。
 こちらは手でダストカップを引き抜くらしい。おそらくだが、それだとSharkのような「ボタンを押すとすごい勢いでカップが開いて、その遠心力で勝手にゴミが落ちる」という爽快かつ快適な使い心地は得られないように思う。わたしがSharkのハンディークリーナーに一番満足しているのがそこなので、やはりShark製がおすすめですよ、という話。

わたしのライフスタイル

 この掃除機は、だいたいいつでも気になったらちょっと持ってきて掃除するという使い方をしている。
 だが毎日のルーティーンになっているところとしては、主に使用するのは風呂上がり。
 わたしは髪が長いので、風呂上がりにドライヤーで髪を乾かすとけっこうな量の髪が落ちる。そこでドライヤーが済んだら、このハンディークリーナーを持って、周囲に落ちた髪を吸いつつ、ついでに部屋全体も掃除機がけしてしまう。最後にゴミ箱の上でボタンを押し、ワンタッチでダストカップを空にするまでがワンセット。
 毎日ホコリとは無縁な生活を送れている。
 ルンバなどの自走式掃除機の使用も考えたことはあるのだが、長時間騒音を発され続けるのは、ずっと部屋にいるわたし的には気持ちの良いものではない。
 やはり掃除は自分の気が向いたときにささっと行ってしまうのがベスト。


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