企業を選ぶときに職種だけ見て決めるとどうなるのか

企業選びをするときに職種で選ぶといいですよというツイートを見た。確かに学生目線で考えるとすごくわかりやすい。自分はプログラマーになるんだ。営業職でバリバリ働くんだ。コンサルタントで意識高く生きていくんだとイメージがつく。でも働いて気づいたことがある。職種よりも1日1日何をするかの方が遥かに重要だということに。新人の頃は仕事を覚えるので忙しいので大変さはどうしても高くなってしまう。しかし、仕事をやっていくうちに慣れてくる。ここからかなり個人差が出てくる。3パターンほどありそうだ。1つ目は慣れてきても1日1日の仕事が難しく、自分では手に負えない。日々挫折を味わい。最悪自殺を考える人も出てくる。これは思っているより割合は多いと思う。自殺までは行かなくても、泣きそうになりながら夜も寝付けずに出社している人も自分の感覚で4人に1人はいそうな気もする。多分そんなことはないと思うが・・・2つ目のパターンは普通だ。1日1日の仕事がまあまあ多く来るが自分で対処できる範囲の仕事ができる。毎日毎日、調子の悪い時も良い時もまあまあの成果を出せる。頑張れば結果も出るしサボれば結果は出ない。仕事の調整がしやすい。仕事に特に不満はなく毎日を過ごせるだろう。3つ目のパターンは仕事が簡単すぎる。1日拘束されているが、実は半日は何もしていないダラダラと仕事をしてもいい感じに仕事は終わる。何か物足りなくて前向きに転職を考えるのもこのパターンだろう。さあここで問題なのが職種はどう影響するのかであるが、働くと職種は考えなくなる。俺は絶対プログラマーだと入社して初日で職種のことは忘れる。その日からどんな仕事をするか覚える日々が始まる。これはこうなるからこうするというのが、毎日だ。職種のことは詳しくないが企業選びで職種を重点に置くより、もっと深ぼって仕事を細分化して、ここの部分やりたいと考えた方がはるかにいいと思う。例えばプログラマなら合っているかわからないが、どんなプログラム作るか考える。プログラムがちゃんと動くか確認する。プログラムのエラーを解決する方法を探す。どこにどんなデータがあるかの資料を作る。完成したプログラムの営業をする。プログラムの完成スケジュールを立てる。プログラミングの技術を教える。プログラムを書くツールを作成する。その資料を作成する。というさまざまな業務があって自分はどれが得意でラクに仕事をこなせそうかなど考えるということができれば良いだろうがこんなこと出来る人は多分いない。だが職種決めた〜俺はここに行くぜ〜受かった〜仕事始まった〜あれ〜?なんか思ってたのと違うな〜となるよりはこっちの方がまだマシ。就活生はまだ働いていないので、仕事内容を具体的に考えるのは難しいだろう。だか予測することは可能で仮説を立てて、自分なりにこういう仕事だろうなと考えておく、答え合わせは面接での質問の場でしてもいいと思う。面接的にも好印象になりそう。自分はこういう感じの仕事内容だと思うのでこういう風に働いていけると思うのですが、どうでしょうか。何か異なる点はありますでしょうかと聞いてみて良さそう。もき、内定を貰えると配属先も自分の予想通りの場所に配置されるかもしれない。まあ、99%仕事内容は違ってくると思うが、これでも自分の強みを活かして働ける可能性は上がりそう。結論、職種だけで企業を選んでも、適当に企業を選んでもあまり変わりはない。仕事内容をよく考えよう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?