【1食目】担々麺は宗教である
同じようで、それぞれ違う。
それがみんな大好き担々麺。
濃厚、淡麗、白胡麻、黒胡麻、肉味噌、汁なし、冷やし、ニラもやし、チンゲン菜…。
載せるものも千差万別、味も千差万別。同じ担々麺なのに。
僕は一年間におそらく100杯以上担々麺を食うが、その中で最強なのが赤坂・希須林(きすりん)だ。
赤坂の裏路地にある知る人ぞ知る担々麺の名店。基本的に担々麺か排骨(ぱいこー)担々麺しかない。夏は汁なしもあるが。
いつ行っても長蛇の列。なんなら夏は室外機の真ん前に並ばなきゃいけないので暑くて死にそうになる。けどみんな並んでいる。
だってみんな、希須林中毒の患者なのである。信者なのである。
ちぢれ麺に絡まる超濃厚な胡麻のスープ、そして同時に襲うエビの風味、爽やかな辛さ、どれをとってもオンリーワン。そして至高。
メニューの種類が少ない分、調理オペレーションが洗練されるので味がぶれない。むしろどんどん美味しくなっていく。
ランチ選びで失敗したくないとき、一つの目安にしているのが「メニュー数の少なさ」である。少ない分クオリティが担保されるのだ。
先述した通り常に満席状態なので、待ち時間少なく入りたい場合は11時~12時か14時以降がいいだろう。
あー担々麺食べたい。お布施したい。
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