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神田沙也加さんがZOCに期間限定で加入予定だった。メンバーカラーは水色。新曲「tiffany tiffany」考察

神田沙也加さんZOCに期間限定で加入予定だった。メンバーカラーは水色。新曲「tiffany tiffany」考察

YouTubeインタビューでZOCプロデューサー兼メンバー大森靖子が語った言葉
(15:50~ tiffany tiffany の製作の裏側について) 
歌は同年代の知り合いっていうか
私が音楽を始めた初期の頃から
相互フォローみたいな同年代の女性がいらっしゃって
芸能人だったんですけど
私は幼少期からスゴく知っているような存在の方で 
声がスゴい好きで お歌もスゴい好きな方で
活動を追っかけてたんですけど
その方から急に
BiS × ZOCのZeppTokyoだったと思うんですけど
終わって深夜とかに
電話がかかってきて LINEで
色々構成 順序立てて 今のその方の状況とかを
喋ってくださる中で
私は生まれ変わったらアイドルになりたかったんです
この言葉の重さを大森さんならわかると思って
連絡させて頂きました
って言われて
私じゃなくてもわかるじゃないですか

故人ということもあり、配慮から個人名は出さなかったものの、「ご家族が国民的なアイドル」「亡くなっている」という情報から、神田沙也加さんがZOCに加入予定だったと発覚しました。

時系列

2021年11月18日 BiS×ZOC東京 公演後、ライン通話で神田沙也加さんから加入の打診
2021年11月30日 BiS×ZOC名古屋 神田沙也加さんがライブを鑑賞、顔合わせ

西井万理那インスタより。神田沙也加さんが手土産に持ってきたメンバーカラーのコスメと推測されるもの


2021年12月7日 大森靖子と西井万理那がメゾンドフルール(神田沙也加さんプロデュースの洋服)の展示会へ行く

西井万理那のインスタグラムより


2021年12月18日 神田沙也加さん急死

(2022年4月〜2022年7月 神田沙也加さんがZOCへ加入予定だった)

「tiffany tiffany」考察

ZOCの新曲「tiffany tiffany」は、大森靖子さんが作詞作曲で、加入する予定だった神田沙也加に向けて歌った追悼曲であることが明かされました。歌詞は亡くなった後に書き換えたということで、メッセージ性が強い曲になっています。


(歌詞)ママみたいに明るく幸せ振りまけないけど

ママ=松田聖子さん?


(歌詞)どうせこの声壊れてしまって

喉の不調を抱えて手術を控えていたこと?

(歌詞)ママと同じ名前の友達ができたの

聖子さんと靖子さん?

(歌詞)tiffany tiffany

前山剛久さんが神田沙也加さんに贈ろうとしていたのは140万円のティファニーの婚約指輪

(歌詞)生まれ変わったらアイドルになりたかったな ならこの人生でやろうって決めてた

あえて過去形であるのは、ZOCに入ろうとしたということ?
ラストシーンの喪服

アイドルになりたい=なぜZOCか

神田沙也加さんは、アイドルになる上で「自分は陰の人間」であることを気にしていたとインタビューでは明かしています。しかし、ZOCは従来の「陽」なアイドルを壊し、「陰」で人に勇気を与えるというアイドル像だったので、惹かれたのではないでしょうか?
また、年齢の部分においても、同世代の大森靖子がメンバーにいて、「アイドルに年齢は関係ない」を体現するZOCであれば問題ないと判断したのではないでしょうか。

大森靖子はインタビューの中で、神田沙也加がZOC「family name」を歌っていたということを明らかにしました。
自分の血縁が自分を苦しませることを直球で歌ったこの曲ですが、神田沙也加さんが歌うと、また違う迫力が生まれたんだと思います。
神田沙也加さんは「family name」に共感し、ZOCを追っていたんだろうなと勝手に思いました。
インタビューによると、神田沙也加さんが「family name」を歌っているデモテープが残されているらしいので、どうか公開されると嬉しいなと思います。聞きたいです。

まとめ

新曲であり、ZOCからmetamuseに改名した後の1曲目でもある「tiffany tiffany」は大森靖子が神田沙也加さんを想って書いた曲でした。

神田沙也加さんがこの世から去ってから、週刊誌などで色々な推測が飛び交って心中穏やかではなかったと思います。
この曲は生前交流があった大森靖子さんなりの追悼歌でもあり、さらには残されてしまった神田沙也加さんのファンの方たちへ「前を向こう」というメッセージを伝えてくれる曲でもあると思います。
神田沙也加さんがお亡くなりになって、虚脱感を覚えている方にこの曲を聴いてもらいたいと思います。

さて、筆者は神田沙也加さんの舞台を観に行ったことがありますが、力強い歌声と一生懸命な姿はまさに「みんなに幸せを振りまいてくれるアイドル」だったと思います。ご冥福をお祈りしています。

本件をもっと知りたい方は、こちらの本を読むと理解が深まるんじゃないのかなと思います。神田さんのプライベートが綴られた本です。
神田さんの美しい心やピュアな乙女のような一面を覗くことができ、実際、事件を知って「もっと早く神田さんの魅力に気づけばよかった」と後悔している私にとってはありがたい本でした。この本を読むと、大森靖子が作った歌詞「私が死んだら泣いてしまう人なんて大嫌い そりゃそうだよねって笑ってよ」の意味が、少しわかるかと思います。

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