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プログラミングと英語、どちらを習うべきか

 最近では、お子さんがいらっしゃるご家庭では、プログラミング教室も習い事の候補になっているかもしれません。昔ながらの習い事である、ピアノやバイオリンなどの楽器の演奏、絵画や書道など技術も、幼児の特権で早くからレッスンを始めるほうが上達が期待できます。英語などの外国語も同様です。
 楽器の演奏には、楽譜を理解したり、基本的な運指の練習をしたりする必要があります。芸術にもそれぞれ最低限必要なテクニックや模倣があるでしょう。外国語も文法や単語を覚えた上で、自分の言いたいことを声や文章で表現し、相手が言っていることを理解できるようになります。これらを習得するうちに、より深い感性が育まれ、分野を超えた理解が育まれると思います。
 プログラミングも同じです。最低限のプログラミングのルールを覚え、繰り返しソフトウェアを作っては壊していくうちに、より高度なテクニックを自然に学んだり、新しいアルゴリズムを発見・発明できたりするようになるでしょう。
 英語ができても話すことがない、絵が上手でも描きたい題材がない、ピアノの高度な技法を身につけていても弾きたい曲がなければ意味がありません。プログラミングができても、作りたいソフトがなければ、当然意味がありません。
 音楽とプログラミングに精通していればいろんな心地よい音楽を奏でるソフトウェアを開発できるかもしれません。絵画のセンスがあれば、コンピュータグラフィクスやアニメーション制作、ゲーム開発の現場で活躍できるかもしれません。外国語の知識があれば、自動翻訳で一儲けできる可能性があります。
 プログラミングを始める時期は、遅すぎるということはありません。プログラミングを学びたい人も、そうでない人も、何か得意なジャンルを持つことを強くお勧めします。

1. 習い事


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