配列を使ってプログラムを整理整頓
配列とはデータの塊のことで、10個入りの卵の透明のプラスチックの入れ物みたいなものと考えるとわかりやすいと思います。配列には、次元という考え方があります。一次元配列では一列にデータが並んでいます。たとえば、ある地点の各月の平均気温を一年分集めると、12個のデータになります。47都道府県の各月の平均気温の一年分だと、12個のデータ列が47個になりますので、12 x 47の二次元配列になります。つまりこの配列は、合計564個分のデータの領域になります。
このようにたくさんのデータをひとまとめにして取り扱う時に配列がよく使われます。それぞれの月、都道府県の気温を参照するために、1月、2月……12月を0, 1, .. 11と表して、各都道府県を0, 1, .. 46と表すことにします。最近は、このように数値化するのではなく、北海道、青森、岩手、秋田……という風に直接ラベルで扱うことも増えているようです。
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