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第6章 プログラマーへの20の質問 Q[0]:プログラマーってどんな人?

 仕事であれ、趣味であれ、プログラミングをしていたらプログラマーです。収入のために我慢しながらプログラミングをしている人もいるかもしれません。人間の脳は新しいことを知ることを欲する臓器です。わからなかったことがわかったり、困ったことが解決したり、考えていたことが実現したりすると、脳は快感を覚えます。プログラミング作業はこの連続ですので、本来、プログラマーは幸せなはずです。
 もっとも、他人に押し付けられたお題を無茶な納期で解決しなくてはいけなかったり、そもそも何が困ったことかがわからなくなったり、やるべきことがなかなか実現しなかったりするとストレスがかかると思います。そんな時は、プログラミングの考え方を応用して、課題を分割して、何をすべきかを整理整頓して、自分自身が主体となって要求に応えられると、達成感が得られるはず。それができるのがプログラマーだと思います。
 あと、よく勘違いされるのですが、プログラマーはあまりカタカナ言葉を使わないと思います。「このファンクションにAをインプットして計算結果をリターンする」とはいいません。普通に「この関数にAを入力して計算結果を返す」といいます。「この関数にAを食わせて計算結果を吐く」ともいいます。カタカナ言葉を多用しているプログラマーがいたら、ニセモノかもしれません。

6. 石を割る


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