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プログラミングとは物語を紡ぐこと

 プログラミングとは、変数という登場人物に、関数という演技をさせて物語を組み立てること、と言った人がいます。
 まず、登場人物である「変数」を決めます。多くのプログラムでは、変数をたくさん使います。変数にはそれぞれ役割があり、役割にあった「型」を与えていきます。型には、整数や小数、文字列といったものや、一つの変数で複数の値を持つ配列などがあります。そして、これらの登場人物である変数を、シナリオ(順序)に沿って演じさせて(計算して)いくわけです。この計算のまとまりが、「関数」です。あらかじめ用意されている関数もたくさんあります。関数には、sin, cos, tanといった単純なものや、最近では複雑な機械学習を一気にやってくれる高度なものまであります。舞台が電卓なら、数字が変数で、+-×÷が関数です。
 マルチエンディングストーリーのように、場合によって異なる関数が使われることもあります。これは条件文といって、「もしXならばYをしなさい、そうでなければZをしなさい」といった条件実行のためのプログラミング、つまりIF文などを使って分岐していきます。ぜひ、魅力的な物語をプログラマーと一緒に作ってください。

4. 変数と関数


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