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学生時代に学んだプログラミング

 大学3年生頃までは情報系の授業の課題も人に頼って(コピペして)いて、自ら積極的にプログラミングすることはありませんでした。そのうち、自分の研究テーマを進めるうえで、必要に駆られてプログラミングをすることになります。私にとって授業はあまり役に立たなかったようです。
 趣味やアルバイトの音楽でもプログラミングを経験しました。何かやりたいことがあって、そのために学ぶと効率がいいですし、確実に身に付きます。体系的に学ぶのも目的があれば退屈ではなかったかもしれません。教える立場になったときも、なんのために、どんなソフトウェアを作りたいかをイメージしてもらうように心がけています。
 私は鉱物少年でした。あまりきれいではないけど、自分でルビーやサファイアも作れます。大学では地球科学を専攻していて、鉱物学の大家の先生の研究室に入ったのですが、もうその先生は鉱物学には興味がなく、フラクタルやカオスなどの当時先端的な数理モデルに興味をもってらっしゃいました。それでも別の先生について、隕石や鍾乳洞の研究をしていました。そんな中、生命や哲学を論じる博士取りたての若い先生が着任され、衝撃を受けます。地球科学の研究から転向したいと申し出たところ、論文出したらいいよーと快諾されて、頑張って論文を書き、錯視や錯聴などの認知科学の研究をスタートしました。

5. ブリリアントカット



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