プログラミングは整理整頓・首尾一貫

　プログラミングで 特に重要なことは何かと問われれば、繰り返しになりますが、それは整理整頓・首尾一貫です。明日の自分は赤の他人だと割り切ることです。自分のためにも、共同で開発する人のためにも、プログラムは常に整理整頓しなければいけません。ただ、難しいアルゴリズムを実装している時や、新しい機能を追加した時など、思った通りの動作になるまでプログラムが散らかることがあります。これはしょうがないことで避けられません。
　道具や作業場を綺麗に使っている職人さんも、作業中は乱雑になることもあるでしょうが、仕事が一段落すると元の通りに整理整頓されていると思います。私も、仕事が終わった時は、机の上と、パソコンのデスクトップには、ほとんどモノやアイコンがありません。

　ただし、さすがにこれは人によるようで、机の上が散らかっているからといって、優秀なプログラマーではない、とは経験上言えません。とはいえ、プログラムにおいては、一旦散らかった状態をなるべく早く整理整頓するべきです。機能はそのままで、プログラムを整理することを「リファクタリング」と呼びます。リファクタリングは日課にするべきだと思います。