プログラミングもマルチリンガルに
私自身は、日本語と英語とフランス語とネイティヴの大阪弁が話せます。社会人になってからは、Pascal, C, C++, Objective C, Java, VBA, Swift, R, PHP, JavaScript, C#, Pythonなどの言語も使うようになりました。使いやすいプログラミング言語は、どのOSで開発するか、どんなデータを扱うかによって異なります。個人的にはC++が好きです。
社会人になったときはMacintoshで動くプログラムをPascalで書きはじめました。昔のMacintoshのOSはPascalで書かれていたので、プログラミングもPascalが主流だった時期があります。美しい言語でした。
そのあと、コンピュータグラフィクスのソフトを書くために、Silicon Graphics社製のUnix環境で、主にC++とOpenGLライブラリを使っていました。世界中でコンピュータグラフィクスのプログラマーがこの環境を使っていましたので、フランスのINRIAという研究機関に留学した時も、到着初日からプログラミングを始めることができました。
その後、できれば避けたかったけれど、Windows環境で開発することになります。Macintoshの場合は、Appleの開発ガイドラインに沿っていれば、適当に作ってもそれなりの見た目のGUIができます。一方、Windowsだと細かいところまで気にしなければいけないので、最初は少々苦労しました。
その後、Windows環境での開発は継続したまま、Web上で動くソフトウェアを開発するようになります。主に使うのは、JavaScript, PHP, C#, Pythonなどです。Web上に置いておけば、常に最新版のソフトを使ってもらうことができ、使う人にダウンロードやインストールの手間を強いる必要がありません。今後はこちらの開発が増えていくだろうと思います。
ちなみに、ソフトを動かすのがスマホなのか、パソコンなのか、Webなのか、なにか小さい機械なのかによって、プログラミングに適した言語は異なります。最近はあまりないのですが、数値を扱うのか、言語を扱うのか、画像を扱うのかで、それぞれに得意・不得意がありました。
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