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歯医者の治療費が安すぎる

先日、左の顎に痛みを感じて歯医者に行きました。原因として、口を開けるときに上の歯が下の親知らずに引っかかり、負担になっているんじゃないかと。なので、親知らずを少し削って引っかかりを軽減してみようかという話になりました。

結果、顎の痛みは和らいできたんですが、今回はその時の治療費について書きたいと思います。


1.歯を削った日の治療費は870円

親知らずの一部を削った日の治療費は870円でした(少しうろ覚え)
3割負担なので、歯医者には2,600円程度が入るはず。受付から治療が終わるまでは1時間ぐらいでした。


安すぎません!?


その歯医者は治療用ベットが確か4〜5台。スタッフは先生1人、受付1人、歯科衛生士の方が5〜6人はいたと思います。全然賄えてないですよね?1人1人治療の内容は違うと思いますが、それでも全然足りないのでは?


2.治療の確認に行った日は180円

削った1週間後に症状の確認に通院しました。その日は先生に確認いただいただけで特に施術はなかったのですが、治療費は180円でした。

安すぎません!?


3割負担なので、歯医者に入るのは600円。安すぎません!?治療はしていないので、高すぎるのもどうかと思いますが、それにしても安すぎです。

これだけ安いと通う側としてはありがたいですが、歯医者さんの経営が心配になります。よく保険診療だけではやっていけないという話を聞きますが、納得です。自費診療を進めるのは当然ですね。


3.医療費の圧迫はここから・・・

現役世代は3割負担ですが、高齢者は1割負担です。歯医者に限らず治療費が安ければ、気軽に病院に行きやすいですよね。その結果、どうなるでしょうか?病院の待合室が高齢者で溢れている、なんてことになりますよね(というか、なっている)

断っておきますが、病院に行くことを否定しているわけではないですし、治療費が安いことは通う側からすれば嬉しいことです。ただ、これからのことを考えたときに、このままでいいのか?という疑問がわく体験でした。

先日、木下斉さんがVoicyで”高齢者の医療費負担を増加させても、結局子どもたちが払うことになるから意味ないんじゃないか”という意見に対して、
「負担を増やすから、病院に行くかどうか考えさせることが大事」
とおっしゃっていました。私も同様の意見をもっていたので、反省とともに、そういった考えができるのかとか納得しました。
今回の体験とともに、この問題は考えていきたいと思います。

https://voicy.jp/channel/2028/746624


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