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第2回 紫式部の本名、出生年説

千年以上前の事なので、本名、出生年、いろいろな説があります。
まず本名は香子(かおりこ、角田文衛説)を取りたいと思います。
出生年は970年(今井源衛説)を取りたいです。

出生年は973年、978年説もありますが、私は強く970年を推したいです。
その理由として私は、香子(紫式部)は明石で生まれたのではないかという説に賛成なのです。これは何人かの学者、作家も支持しています。『源氏物語』の中で、明石というのが特別な存在だからです。(明石の君、明石の姫君など)

そして何と香子の父・藤原為時が968年から972年まで播磨の役人となって下向しているのです。
そういう訳で本名・香子、970年生まれという事で次回から進めていきます。詳しくはキンドル高堀 枝裕二『「源氏物語」誕生』が10月30日17時より11月2日16時59分まで無料ダウンロードできますので、お読み下さい!

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