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平家物語誕生の秘話

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『平家物語誕生』を執筆するに当たって色々な事がありました。それを書いていきたいと思います!
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記事一覧

第81回 無料キャンペーン!14日16時まで!

広く皆さんに読んで頂くため、無料キャンペーンします!宜しくお願いします!😅

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第80回(最終回)源光行のその後

22歳で父の助命をするため、鎌倉の御家人になった光行は、やがて自分を家来にするためにわざと…

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第79回 大納言典侍(2)

1184年3月、捕えられた重衡は京で法然より受戒を受け、自害する事はしなくなります。そして梶…

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第78回 大納言典侍(だいなごんのすけ)(1)

平家の婦人方は、過酷な運命の翻弄に堪え、根性がある人が多いです。 大納言典侍というのは清…

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第77回 建春門院新大納言(3)

京に戻った六代は、約束通り文覚のいる高尾の神護寺に住まいます。しかし新大納言のいた大覚寺…

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第76回 建春門院新大納言(2)

可愛い長男六代を連れ去られた新大納言は半狂乱になって「私を先に殺して下さい」と叫びます。…

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第75回 建春門院新大納言(1)

新大納言の局とも言われる彼女も源平の争乱の歴史に翻弄された女性でした。 新大納言は1160年頃、藤原成親を父に、藤原俊成の娘で歌人の京極局を母に生まれます。ですから藤原定家は叔父に当たります。 しかしこの成親の娘に生まれたのが波乱万丈の幕開けでした。 美貌であり、最初は順調にいきます。12歳の頃、後白河法皇の寵妃であった建春門院(滋子ー清盛の義妹)に仕え、局も賜り厚遇されていたといいます。そして13歳の時に、1つ年上の平維盛の妻となります。 維盛は平重盛の嫡男で、これまた美

第74回 治部卿の局

守貞親王繋がりで治部卿の局を。治部卿の局とは平知盛の正室で、1152年生まれ、1231年、80歳ま…

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第73回 守貞親王ー後高倉院

守貞親王は1179年4月、19歳の高倉天皇を父として、23歳の坊門殖子を母として第二皇子として生…

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第72回 北条政範を殺したのは誰?

北条政範は、1189年、時政(52歳)と後室・牧の方(不詳 24歳?)の嫡男として生まれました。…

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第71回 阿野全成

義経に近しい人が次々と処分されていく中で、同母兄の全成が悠々と頼朝の生前には生きていたの…

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第70回 梶原景時

最近だいぶ時代が下ったので、『平家物語』と重なる年代まで戻ります。 さて、梶原景時は「讒…

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第69回 姫の前とその子孫

前回「伊賀の方」を採りあげたので、今回は前妻「姫の前」を。 姫の前は、比企朝宗の娘であの…

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第68回 伊賀の方ー冤罪?

昨日、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』最終回が終わりましたね。さすが三谷さん、いろいろと仕掛けを観せて貰いました!史実では義時は表面上は脚気、妻伊賀の方が毒殺し、三浦義村に息子政村を執権にしてほしいと頼むのですが、政子が直談判。義村は翻って伊賀の方は追放。あるいはすべて政子が仕組んだ事という説もあるようですが。 放送では最後どんな亡くなり方するのかなと思っていましたが、伊賀の方の毒殺説を採り入れつつ、最後は政子が引導を渡すというのは、一部政子が殺害するのではというネットの予想もあ