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第165回日商簿記検定において1級試験に合格しました

 第165回日商簿記検定において1級試験に合格しました。ウェブサイトで合格発表を見たときには、「何かの間違いかもしれない……」なんて思って、何度も見返したわけですが、商工会議所に足を運び、採点簿を確認したところ確かに合格しておりました。

 商業簿記11点、会計学14点、工業簿記25点、原価計算21点の合計71点でぎりぎりの合格でした。工業簿記は満点、原価計算は1~2問ミスというところでしょうか。商業簿記は足切り寸前でした。

 簿記の勉強を開始したのが2020年7月18日だったようなので、約3年半という期間にわたって簿記の勉強を継続してきたことになります。以下に、受験した試験とその結果をまとめます。

 2020年11月15日
第156回日商簿記検定3級:合格
第156回日商簿記検定2級:不合格
 
2021年2月28日
第157回日商簿記検定2級:合格
 
2022年02月20日
第205回全経簿記上級試験:不合格(251/400点)
2022年11月20日
第162回日商簿記検定1級:不合格
 
2023年02月19日
第209回全経簿記上級試験:不合格(241点/400点)
 
2023年6月11日
第164回日商簿記検定1級:不合格
2023年07月09日
第211回全経簿記上級試験:不合格(278点/400点:あと2点)
 
2023年11月19日
第165回日商簿記検定1級:合格

 第211回の全経簿記上級試験では、合格点の280点に2点届かず、おそらく1問ミスで不合格でした。不合格の通知を見たときには、2点に泣きましたが、今思えばこの回で合格していたら、おそらくは日商1級はあきらめていたかと思います。

 全経簿記上級は日商簿記1級相当の難易度と言われており、日商簿記1級と同様、合格することで税理士試験の受験資格を得ることができます。ただ、合格割合は15%~20%と、日商簿記1級に比べると、その難易度はやや低い印象もあります。

 日商簿記1級は、受験者の多くが公認会計士や税理士を目指す人たちであり、母集団のレベルが極めて高いにも関わらず10%程度しか合格できない試験です。
 必ずしも容易な試験ではありませんでした。予想問題集や過去問題集を繰り返し解いても、本試験で出題される問題の何度は高く、必ずと言ってよいほど新論点や新しい形式の出題に遭遇します。その意味で、1級対策の問題だけを解いていても合格は難しいように感じました。

 今後はnoteなどでも、簿記関連のコンテンツを充実させていこうと思います。とにかく簿記1級は難しい試験です。その難しさは出題範囲の広さ出題傾向の奥深さにあります。
 「これだけでマスター」というようなテキストで勉強しても、まず合格できません。最初から詳しく書かれているテキストを購入し、どんなに忙しくても毎日、勉強を継続すること(特にアウトプット)によってでしか合格を得ることはできないように思います。
 
 背景となる知識を全く有さない状況から簿記1級を目指す際に必要なことはこれだけです。

「絶対にあきらめない」
 

サムネイルの画像は、僕の計算機です。簿記1級試験の勉強をともに戦ってくれました。「=」は完全に消失し、「0」などのボタンもほぼ消えかけています。合格祝いに新しい計算機でも買おうかと思います。

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