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明日から使える!服薬説明に生かす薬剤師のためのエビデンス

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あまりにも素朴な薬の疑問に、真面目にエビデンスで答えていく企画です。 特に新卒薬剤師や登録販売者の方におススメです!
理屈の上では妙に納得できるけど、それって本当にエビデンスあんの?という切り口で、薬にまつわる素朴な…
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2021年7月の記事一覧

頻尿の薬を飲むと口が乾くのですが、どうしたら良いですか?

 過活動膀胱治療薬に用いられる抗コリン薬の副作用に口渇がありますよね。実際、抗コリン作用…

青島周一
3年前
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緑内障の点眼液、ちゃんと「使わない」「使えない」問題にどう対応したらよいですか?

 慢性疾患用薬の効果は必ずしも大きなものではなく、心血管疾患予防に対する効果はスタチンで…

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青島周一
3年前
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薬の種類や患者さんの病状で服薬アドヒアランスは変わるものですか?

 ビスホスホネート製剤の服薬アドヒアランスについては、以下の記事で考察しました。  薬の…

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青島周一
3年前
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ぶり返す膀胱炎症状は、市販の薬でなんとかなるものなのでしょうか。

 尿路感染症は抗菌薬による治療を行うことが一般的ですよね。それゆえ、医療機関を受診して医…

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青島周一
3年前
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(経口)ビスホスホネート製剤をちゃんと飲めている人はどれくらいですか?

 ビスホスホネート製剤は、予防的な薬の中でもわりと効果がはっきりしており、短期的には骨粗…

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青島周一
3年前
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ベンゾジアゼピン系薬剤はどれくらい飲んでると依存になってしまいますか?

 不眠症状は日常生活に大きな影響を与えるとても深刻な健康問題です。それゆえ、不眠症状の改…

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青島周一
3年前
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片頭痛に対するトリプタン系薬剤、どんなタイミングで飲んだらよいですか?

 片頭痛治療薬として従来から用いられていたエルゴタミンなどの麦角誘導体製剤は、有効性に優れた5-HT1B/1D受容体作動薬であるトリプタン系薬剤にほぼ置き換えられたといってもよいかもしれませんね。そんなトリプタン系薬剤ですが、片頭痛予防に対する保険適用はなく、基本的には「頓服」で用いる薬剤です。  頓服とは食後など決められた時間に服用するのではなく、頭痛時や発熱など、症状がひどい時に、医師に指示されたタイミングで服用する飲み方のことを指します。ただ、薬剤師としては「医師に指

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