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どんなスラッガーでもストライクカウントの呪縛からは逃れられない

ストライクとボール

ベースの横幅と打者の膝から胸のあたりまでの縦幅で作られた四角形をストライクゾーンといい、「打つべきボール」とされている。

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投手は打者に対してストライクゾーンめがけてボールを投げていくことになる。打者に対してストライクを3つ取ると「三振」としてアウトを奪える。

そのストライクゾーンから外れると「ボール」と呼び、4つボールを投げてしまえば「四球」という形で出塁させてしまう。

このようにして野球では投手は積極的にストライクを投げていき、打者はストライクを打ち返していく設計になっている。

ストライクカウントは12種類

3球ストライクを取ればアウト

4球ボールを投げれば四球

このルールゆえ、ストライクカウントは限られたものになる

ストライクは0・1・2の3種類

ボールは0・1・2・3の4種類

つまり3×4=12種類である。

ストライクカウントには道筋がある

さて、ここからが本題である。

ストライクカウントは12種類あると説明したが、1球1球積み重ねていくものなので、1球投げるごとにカウントが動く可能性は2種類(2ストライクであれば1種類)しかない。

カウント0ボール1ストライクから1球投げて3ボール2ストライクになることはありえない。

要は「ストライク」なのか「ボール」なのか

この2種類である。

下の図を見て欲しい

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