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食いしばり

歯が休んでいるときって下あごはどの位置でしょうか。
上下で噛んでるイメージですが動いているのは下あごです。
休んでいるのですから上下の歯が当たっていない状態がその位置ですね。
あ、でもお口は閉じてくださいね。
これが安静位という歯が休んでいるポジションです。

ストレス

しかしこのストレス社会、いつも食いしばってしまう方もいます。
頑張り屋さんですね。
また集中しているときも噛みしめてしまっているかもしれません。
寝ているときに歯ぎしりをして家族から苦情が入る…なんてこともあるかもしれませんね。

歯は破壊する臓器


歯が常にあっているとどうなるかというと、弱いほうが負けてしまうんです。
歯牙破折というやつです。
歯の頭の部分だけがかけたり割れたりする分にはまだその歯は救えます。
しかし歯の根まで割れてしまうとかなり厳しい生存確率です。
ひびが入っていしまっただけでもコンディションを保つのは難しいでしょう。
歯は当たったものを破壊するようにできているからです。
食事の時ガンガン当たっているじゃないかと思われるかもしれませんが、当たっているのは食べ物なのです。その食べ物が破壊されているのです。

かむ力は体重を支えるほど


奥歯をぐっと噛みしめるとその力は体重が60キロの人なら60キロかかるといわれています。
そんな力を発揮するのは意外にも食事ではありません。難しい計算をしているなど集中しているときなんだそうです。意外ですね。

バスケットボール選手だったマイケルジョーダンはシュートの時舌を出すという話は有名だと思いますが、無意識の噛みしめを阻止して力まずにシュートを打つための秘策なのかもしれません。

歯は噛みたいので無意識に噛みしめてしまうのです。
そんな時ちょっと空を見上げて一息ついてみましょう。
上を向くと歯が離れますね。そこで「よしよし、歯が離れているな、舌は上あごにあるな。素晴らしい」と確認してみましょう。

守護士はいろんなリスクから歯を守らなければなりません。
ガンバ

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